パワハラって何だ?(2018年4月13日)
随分前にタモリが言っていた。
「老化現象が始まっている目安の一つはテレビに向かってしゃべるようになっているかどうかだね。テレビに向かって、”そりゃ違うだろ!おかしいジャン、バカモン!”、とか言って唾飛ばすようになったら間違いなく始まってるね。」
その後これがずっと頭に残っていて、ボクはそうはならないぞ! とかなり意識をしてきた。

が、既にそうなっていた。自分ひとりでいる時は言ってないと思うが、カミさんがいると言ってるようなのだ。
カミさんに言われてハッと気が付いた。

そんな訳で(どんな訳なんだ?)先ず、ここ数日の世間の話題の一つを取り上げてみたい。

大韓航空ナッツ姫が経営復帰してたらしい。知らなかった。
ナッツ姫とは2014年にNY発の大韓航空機内で離陸前に提供されたナッツが袋に入ったままだったという事で激怒、滑走路に向かっていた飛行機をリターンさせCAを入れ替えたという、大韓航空の元副社長である。

その後これにからんでナッツ姫に都合の悪い連中を懐柔したとかマスコミネタに都合のいい出来事が幾つもあり、ナッツ姫は世間から妬みと怨嗟の嵐を受けて裁判にも発展、その後謹慎していたらしい。

実は、、、ボクはこの事件を聞いたとき、「こんな事くらいで騒ぐなよ」、と思ったね。
こんなの韓国・日本企業の中では日常茶飯事、普通じゃないか。社員を犬猫、牛豚、奴隷、雑巾以下にこき使って人間性の”に”の字も認めない経営者・役員はゴマンといるじゃないか。

自慢じゃないがボクはそういう手合いを幸か不幸か他の連中より多く見てきたし、付き合いも”させて頂いた”。

だからナッツ姫のやった事には何も驚かなかった。CAとかパーサーは怒鳴られ、機長にはゲートへ戻れとか命令したらしいけど、そんなに大事件かね。

只、、、他のケースと違うのは、この”普通の出来事”がその社員とは何の関係もない人の前で(飛行機の乗客)起きた点と、マスコミに言わせるとこれらの人々に影響を与える結果を伴ったという点である。
(影響とは仁川到着が11分遅れた事で、マスコミは14時間の国際線フライトの11分の遅れを問題にしていた。)

ナッツ姫は何であそこまで叩かれたのか、結局はナッツ姫と財閥一族に対する妬みだけじゃないかと思っているんだけど。

そのナッツ姫が現役復帰した。もうそろそろいいんじゃないか、という事だろう。あれって殆ど冤罪に近かったね。ココロからおめでとうと言いたい。
復帰という事は前と同じような事が社内では再び毎日起きているわけだ。多分。

ニュースは、今度はそのナッツ姫一族の34才の専務(女性)が会議中に水の入ったコップを投げて、会議に出席していた担当者を部屋から追い出した、という事だ。この専務、写真を見ると普通の”整形美人”である。(あんまり関係ないか。)
そして問題は、、、こういう行為が今回だけではない、という点だとマスコミは言う。

ボクはアホかと言いたい。誰に? 問題にしているマスコミに、だ。
コップ投げたり、椅子を蹴飛ばしたり、鉛筆投げたり、そんなの珍しくはない。これ知らないのか、その記者は。
今回もこの整形美人がやった相手は大韓航空の社内の人間ではなく、広告を担当する別会社の担当者であり、簡単に明るみに出てしまった。

話しはちょっと飛びます。
モノを投げるのは別として、上司による鬼畜の行為は日本の会社でも毎日のように起きている。パートのオバサンとか、アルバイト社員の見えないところで、極く普通に行われていると言っていいね。
たまに何かの弾みでそういう事が表に出る事があって話題になる。最近はこれを”パワハラ”と言うらしい。

イヤイヤ、オレはそんな事やったことはないぞ、という経営者等の輩がいたら出てきて欲しい。
ボクは自信を持って言うね。オマエは嘘つきだって
もちろん”There is no rule without exceptions.”、というのはこれにも当てはまる。

一方、韓国はモノを投げたり正面切って部下を罵倒したりするのは日本より多いという。ボクは韓国系の会社で働いた事がないので話だけしか聞いていない。しかしイヤと言うほど聞いているよ。
彼等は結構派手にやるらしい。
会議中に灰皿が飛ぶのはそんなに珍しい事ではなさそうだ。

これはフィリピンにいた時、韓国系の会社から転職してきた女性社員にも聞いた。
「もう、後片付けが大変で、それと灰が服にかかるので、、、、これがイヤで辞めました」

かつてタイで韓国人は工場の工員などをよくぶん殴る、という話しを聞いた事がある。彼等は燃えやすいみたいだね。
だけどやがて川に浮く連中が増えたので段々減ったという。

マニラでは毎年20人とか30人の韓国人が殺される。フィリピン人の恨みを買う行為が多いからだ。
では日本人は?
時々ある。”倶利迦羅紋紋”を背負っている方々である。

会社で部下を罵倒したり、コップが飛んだりする事がいいことなのか?という質問への答え。
よくない。(期待した答えでしょ?)
オハイオでもこういうのがあったか? って聞かれそうだけど、ボクの知る限りなかった。
ナゼか?
国が違うから、とでも言っておこう。

また話しが飛ぶが(よく飛ぶな〜)我が日本はかつては韓国に負けない国だった。
昔の中学校には生徒をぶん殴る先生が必ず1人や2人はいた。でっかい三角定規で生徒の頭をガツンとやって生徒を血だらけにした数学の教師もいたね。
こういう先生は既に伝説になってしまった。残念だが韓国に負けたね。

では今も盛んに会社とかで行われている、人権無視のメチャクチャなパワハラはなくなるか、という件だがボクはなくならないんじゃないかと悲観的だ。

ナゼか?信じられないだろうが、パワハラを受けてそれを喜んでいる連中が余りにも多いからだ。
パワハラを受けても本人が意識してないと言った方が正しいかも。
ヤル方は、大義名分を見えるようにしているしね。この大義名分が何ともならん”クソ”だけどね。

ボクはナゼこうなるのか少しだけ考えてみた。少しだけね。
これって実は同一民族の馴れ合いの結果じゃないかと思う。同一民族、つまり”身内”ってやつだ。
身内だからこういう事も許される、と双方が思っている結果じゃないかね。

だから社内に”身内じゃない外国人”が一杯増えて、こういう人との仕事が普通になるとパワハラは少なくなるね、きっと。
だって”他人”にパワハラやったら、川に浮くことになるからね。
外国人、もっと日本に入れたらどうだ?