コロナ、何とかならんのかね(2020−05−03)
新型コロナウイルス感染が拡大して2ヶ月、今日現在で感染者数14545人、死亡者数458人という数字になっています。それぞれは地域差が非常に大きく、日本では何人です、という言い方はあまり意味がないように思えるのですが、東京に限って言えば相当な数になっています。

学校は休みになり、テレワークとかで自宅で仕事ができる人は自宅で仕事をし、工場は部品供給の問題などで操業停止になり、経済的な影響も計り知れません。

いつ収束するのか、いろいろな専門家先生の意見を聞くとワクチンができるまで、免疫力が一定の割合の人につくまで、とか数々の意見がありますが1年以上かかるのは確実な様子です。

そんな中で我々退職・年金生活者は今のところ影響の少ない部類かも知れません。
年金生活者、つまり基本的に働くために外に出なくてもいいからです。

しかし怖いのは感染者が拡大して病院がパンクして一般の治療も診てもらえなくなる事です。
年金生活者の年令になると急に何かの病気になるという可能性も高くなります。あとは食料品とかの生活必需品がなくならない事です。とにかくじっとして自宅にこもるしかない、、、。
私は近所のファミレスにPC持ってコーヒーブレークに行くのも止めました。

そんな中で私は健康維持、運動不足のために時々ウオーキング・ジョギングだけは出かけます。これは人とは殆ど接しないのでマスクなしで、時間も10:30〜12:00と今までと変わっていません。後輩のNさんは早朝にウオーキングをやっているそうですが、私は買い物も兼ねているのでこの時間にやっています。

コースは80%以上歩道で距離は約5kmです。道路を走る車の数、時々行き交う自転車、歩行者など以前と変わりません。しかしバスは乗客がほとんど乗っていません。公園には相変わらず人はいません。もともと最近の子供は外であまり遊ばないでいもあるのでしょう。

ただこの前"ホットモット"という弁当屋に入ってびっくりしました。
狭い店内が人で溢れているのです。
注文して受け取るまで20分以上待たされました。もちろん私は店内ではなく、外で待ちましたが。

レストラン・食堂が閉まって、子供とか旦那さんが家にいるのでお弁当でお昼を済ませる人が増えたせいかも知れません。

自宅では私は読書をやったり、音楽聴いたり、調べものをしたりします。
昨年に引き続き、先月からある趣味の雑誌に6回の連載記事を載せる事になりこれが今の"仕事"になっています。

中身はノンフィクションに近い内容なので調査とかが結構大変です。
書く量は1回6ページ、7500文字が目安で大した事はないのですが、何が大変かというと関連する本とか資料に目を通さなくてはならない事です。
今年になって既に2000ページ以上は目を通したと思います。まあ、私はこういう事はあまり苦にならない方なので楽しんでやっています。
出版社の編集者はコロナなんか何のその、神奈川県から都内に毎日出勤しているそうです。

私の家族で新型コロナの影響を大きく受けているのは下の娘夫婦でしょう。娘は3月に結婚をしたのですが結婚式もできず、新婚旅行にも行けていません。
娘の高校も休校になっているので出勤は1週間に2〜3日だそうです。
「生徒もいないのに何やってるんだ?」、って聞いたら研修とか、研究とか、いろいろやってるという返事でした。

婿の方の会社はまだ動いているようで、いつまで今の状態で行けるのか、そのうちに大きな変化があるのではないかと思います。
私と違って家の事は何でもやるみたいで、別宅の草取りとかもやってくれてるみたいだし、まあ何かあっても2人で協力して生活していってくれればいいと思っています。

そんな訳で"今のところ"、世の中の変化の影響はそれほど大きくはないのですが、このままの状態で行けるとは100%思っていません。

まず感染、これは自分である程度は対応できる事です。
しかしそれ以外の変化、例えば極端なインフレになったら我々年金生活者の生活は哀れなものになります。
可能背はあると思います。

その他、様々な事が頭に浮かびますが全て、何があっても受け入れるしかない、悔しいですがこれが現実です。今までは自分たちの将来について、"ある部分はかなりはっきり"と、それ以外も"何となく"、見えていました。それらの多くが段々見えなくなりつつあります。

自分の人生後半でこういう事になろうとは、、、。