私の趣味のひとつ(2020年5月20日)
私は何か気になることがあるとメモをとる習慣がある。ソース(ネタ)は本、雑誌、テレビ、新聞、知人のメール、ちょっとした会話、短波の外国放送、もちろんインターネットも含む。
そしてそのメモはB6情報カードに自分の意見などを記入して分類・整理をしておく。

気になることとは当たり前であるが、自分の関心のあること、世相に関するキーワード的なこと、疑問に思ったこと、あまりにもバカバカしくて忘れるにはもったいないこと、等々で範囲は広い、というか決まっていない。
聞き捨てならない、意味不明だがこういう事を言いたいのか?という自分の解釈を入れたいもの、などもある。
しばらくしてから見直すと、なんでこんな事をメモに残したんだっけ?とかいうのも結構多い。

そういうメモの一部を、とりあえず読める文に修正しをして、ここに転記してみる。

■海外からの労働力の受け入れについて
外国人の介護士は日本語検定N4にパスして、かつ介護士試験(日本語での)に合格しないとダメらしい。外国人にとってあまりにも高いハードルだ。
日本語能力より、英語で試験やってOKとしたらどうか?今では小学生にも英語を教える、なのに外国人には日本語を要求、、、おかしいんじゃないか?

■虐め対策
何かというと心のケアーとか言って、カウンセラーを置くとかを対策とする。虐めを受けた者を助ける事ばかり考えて、対策しようとする。
対策はいじめる者をなくすことではないのか。虐めは「卑怯」、であることを教えることではないのか。
教師も親も虐める方にナゼか触れたがらない。

■テロ支援国家
北朝鮮は”テロ支援国家”、か? 
違う、北朝鮮は”テロ国家”である。
テロ国家を支援している韓国が、”テロ支援国家”、である。

■マスコミもたまには良いことをする
マスコミは今までに良いことを2つやった。ひとつは年金事務所を攻め上げた。結果窓口は気持ち悪いくらい良くなった。マスコミは市役所も攻め上げた。結果、窓口職員は顔が引きつるくらい笑って愛想がよくなった。


■中国人
中国人の傍若無人な態度を見てマユをひそめるのは”我々日本人”におもてなしの心、つまり他人への配慮の心があるからである。もし彼等の態度に対して何も思わないという事であれば、それは日本人ではない。
つまり他人への配慮ができない人間と言えよう。

■ある会社のイギリス工場
社長がその会社のイギリス工場の記念式典に行った。その時サッチャーから、ちょっとお城に来ない?と言われた。
社長がお城に行ったら部屋の奥に通され、そこには女王さんがちんまりと座っていた。
「社長よ、ありがとう。
で、メダルを2つあげよう。ひとつは今までの功績、もう一つは将来のため。」
これに感激した社長は2つ目の工場をイギリスに作った。イギリスは500円(250円くらいかも知れない)のメダル2個で何百億円の投資を呼び込んだ。
それから30年、イギリスはその工場から吸るだけの血を吸い上げ、その工場はとうとう息の根が止まり、来年イギリスから引き上げることになった。

■働く
新入社員は何に価値を求めているのか。やり甲斐がない、面白くない、とかで会社をすぐ辞める。まるきり学生のサークル活動の延長じゃないか。
働く、その対価として金をもらう、これはどういう事か、という基本を誰も教えない。
今まで働いてきた人がきちんと教えない。教師はそもそも働いた経験がないから教えられない。
アメリカはどうか、子供の時から働く、親が教える、金の価値を知る。

■平等とは
1930年代のサンフランシスコ、日本人移民の洗濯屋は仕上げがきれい、プレスが効いている、愛想がいい、というので人気があり、白人の洗濯屋を圧倒していた。
そこで白人の洗濯屋は、「お前達のやっている事は平等ではない、俺達と同じにすべきだ!」、と日本人の洗濯屋をカチ上げ、変更を要求した。
平等にするとはつまり、”仕上げを汚くする、プレスを効かせない、愛想を悪くする”、という事である。
この平等の精神、今の世界でもあちこちで盛んに使われている。

■外国のリンゴ
あるイギリス人の料理家が言った。リンゴは焼いて食べるとおいしいし、栄養もある、と。私は、「おまえはバカか?」、と言いたい。
西洋のリンゴはそのままではまずくて食えない。だから焼くのである。日本のリンゴはそのままですごくおいしい、ナゼ焼いて食べるのか?とあるドイツ人が言った。
で、TVのレポーターが焼きリンゴの試食をしていた。
「バターの香りと味がして、おいしい、、、」、とか言っていたが、リンゴの味についてのコメントはなかった。

メモなので実際はこういう文ではない。完全に忘れないうちに普通の文に直してみた。
それぞれの項目に共通しているのはやはり"日本VS外国"という中での対立、違い、齟齬(そご)などについてである。どうも私の頭の中はそういう基本回路ができているようで、これはもう修正できない、というか修正する気はない。

項目はどうでもいいようなものも結果的に多く、というより”どうでもいいものばかり”であるが、それなりに様々な切り口から考察を加える事ができる対象である。
これは私の”頭の体操”で1日に30分くらい、こういう事を考えるのも悪くはないだろうと思っている。

こういうのは何も生み出さない作業ではあるが、少なくともパチンコみたいに確実にお金を捨てる、というようなマイナスにはならない。
いろいろな調べものをする事になるので、時間つぶしには絶好である。
まあ、強いて言えば私の”趣味のひとつ”かも。

という事でせっかくなので、幾つかについて少しだけ”深掘り”した結果を気が向いた都度書き出していく。