欧州動乱史(2022−05−05) |
この週刊誌はその時の特集に合わせて関連する書籍などの紹介をする事がある。今週号は"欧州200年の歴史を知る映画12選"が紹介されている。 ボクは、”戦場のピアニスト”、”戦艦ポチョムキン”、”ドクトル・ジバゴ”、”西部戦線異状なし”、”ひまわり”、”パリは燃えているか”、の6本を観ている ”戦艦ポチョムキン”はボクが高校生の時に(いつの事だ?)文化祭で初めて観た。この映画は1925年に制作された共産主義のプロパガンダ映画である事はずっと後になって知った。 しかしこんな味付けの濃い映画を、高校の文化祭でよくもまあ上映したものだと思う。ま、ボクの学校は左巻きの塊みたいな教員と、その予備軍の生徒が多かったから無理もなかったかも。 これを観ると小林多喜二の"蟹工船"を何となく連想してしまう。"蟹工船"もこの頃に書かれているので、何か関係があるのだろうか。 "戦場のピアニスト"(2002年)はシカゴ⇒成田の14時間の長〜い国際線の中で初めて観た。2〜3年前にDVDを買った。 これはドイツ占領下のポーランドでのユダヤ系ピアニストの運命について、実話である。 ”ひまわり”は何十年も前に封切りを映画館で観た。これもその後DVDを手に入れ、たまに観る事がある。 "ひまわり"と似たような(似てないか)ストーリーで、題名は忘れたがいわゆる"生きていた英霊"の芝居を何十年も前に劇場で見た事がある。 大東亜戦争後の話である。戦死公報が出た兵隊が実は生きており、復員したら妻は自分の弟と再婚していた、という内容だったと記憶する。これは実際にあった話と聞いた。 ボクは観てない残り6本の中の1本"ライフ・イズ・ビューティフル"のDVDをAMAZONで「ポチッ」とやってしまった。”善き人のためのソナタ”、”赤い闇、スターリンの冷たい大地で”なども面白そうである。 "欧州200年の歴史を知る映画"はボクだったらロシア映画の"スターリングラード"を追加、それと”ひまわり”なんかよりオーソンウエルズが顔を出す"第三の男"の方がいいんじゃない?とか、、、キリがないね、こういうのは。 |