今日の言いたい放想(2022−08−25)
夏の甲子園が終わった。高校野球は三重県からはどこの高校が出場するのか、学校名を確認するくらいで試合をテレビで見ることはまずなかった。
それが今年の夏の甲子園、下関国際と仙台育英の決勝戦をほぼ100%テレビで観戦してしまった。これはこの過去50年間くらいでボクにとって初めての事だと思う。

一言で言うと、「爽やか、そして感激」、であった。汗にまみれ、土にまみれ、投げ、打ち、走る、ボクは単純に感激した。両校チームとも県内大会を勝ち抜き、そして甲子園で決勝戦まで勝ち抜いて来たのであるからボクはどっちが勝ってもいいと思っていた。
結果は仙台育英が勝った。しかしあの岩崎の満塁ホームランにはボクも身を乗り出し、「お〜!」、となった

閉会式上での両校チーム選手の顔はみんなよかった。ボクが高校生の時にあの選手達のような顔になった出来事があっただろうか、ふとそんな事を思ったりした。

試合を見終わってから甲子園に出場している私立と公立の校数を調べてみた。私立38校、公立11校、甲子園は私立高校の世界である。

甲子園に出てくる私立校は資質のある生徒(中学生)を集め、一流の監督をスカウトし、1年365日特訓をする。野球部員が100名以上という学校も珍しくない。

こういう事があまりできない公立高校が歯が立たないのは、ある意味で当たり前である。
なのでボクは公立高校からの出場校は大いに応援したくなる。

ところで閉会式を見ていて気になった事がある。それは行進の格好悪さだ。猫背でアゴを出して腕もブラッと前に出してる、いわゆるゴリラの行進になっている点だ。
みんな体格はいいのだが、あの格好悪さは見るに忍びない。中には口を半分開けている選手もいた。
これらは何とかならないか。

負けた下関国際の選手達はやはり悔し涙を流していた。
ボクは「君らの気持ちはわかる」などと安易な事は言わない。ボクなどに彼らの本当の悔しさがわかるわけがない、想像しているだけなのだから。(写真は中日スポーツのWEBサイトからお借りしました)

泣くと言えば、最近男が皆の前で涙をこぼすのが増えた。タレント、国会議員、一般市民、テレビニュースのアナウンサーまでも涙ぐむ。嬉しくても悲しくても、中にはウマいものを口にして涙ぐむ輩もいたりする。

アメリカでは男も女も大人は人前で涙を見せるというのはあまりない。理由の一つに、人前で涙を流すのは自分の弱さをさらけ出す事になるから、というのを聞いた事がある。

実はボクはアメリカの会社でアメリカ人に2回泣かれた事がある。1回はある係長クラスに今までより難易度の高い、ひとつ上の仕事を命じた時のことだった。

夕方みんなが帰ったあと彼が私のところに来て、「この仕事は私には責任が大きすぎます。」、と言うや突然ボロボロ涙を流して理由を述べ始めたのには、ボクは椅子から転げ落ちそうになった。
一体何が起きたのだ!という感じだった。

彼はその時36〜7才、身長は180cm以上、金髪で立派な髭も生やし、丸太のような腕は金色の毛で覆われている大男だった。

ボクの意図は彼に今までより高度な仕事をやらせて、その結果からワンランク昇進させようというものだったが、アメリカでは仕事だけワンランク上げて、タイトルはそのままというのは要注意なのだ。

その仕事をやらせるというのはその仕事をやる能力があるからであり、つまり仕事にふさわしいタイトルを先に与える、というのが基本であった。
難易度の高い仕事を与え、"昇進"というニンジンをぶら下げて、ハッパをかける日本のやり方は要注意というのがその時わかった。(アメリカでも管理職に対しては、そういうやり方も大いにある。

大人が泣くのを見る度に、ボクはあの北欧バイキング風の大男がボロボロ涙を流して泣き出したのを思い出す。
彼はその後、優秀な管理職エンジニアになり、頼りになる部下のひとりになった。与えられた仕事を真剣に考えた挙げ句、それが涙になったのであった。

ウクライナへのロシアの軍事行動は長期化の様相であるが、永世中立国であるスイスがウクライナに支援をするという事で、方針変更かと一時騒がれた。

しかし支援は限定された医療支援などであり、ウクライナ人負傷者・患者のスイス国内の病院への収容などはしない、という方針だそうだ。理由は収容者が戦闘員であった場合、軍事的中立性が保たれない事になるからだという。常識で考えても、戦闘員の治療は立派な軍事的後方支援業務である。

スイスは武装中立国である。そのスイスは今から50年程前に、政府は「民間防衛」について300ページ(5カ国語で書いてあるらしいので実質は60ページか)の冊子を全家庭260万世帯に配布している。ボクは最近それに目を通す機会があった。
注目したのは"武力を使わずに他国を侵略し乗っ取る方法"についての解説である。乗っ取り方法は6段階あり、当時は冷戦真っ最中、仮想敵国はソ連を頂点とする共産国であった。

第1段階:工作員を送り込み、政府上層部の掌握、洗脳
第2段階:
宣伝メディアの掌握、大衆の扇動・無意識の誘導
第3段階:
教育の掌握、国家意識の破壊
第4段階:
抵抗意識の破壊、平和や人類愛をプロパガンダで利用
第5段階:
教育や宣伝メディアなどを利用し自分で考える力を奪う
第6段階(最終段階):
国民が無抵抗で腑抜けになった時に、大量移民

これを見てボクは思った。
日本の国会議員の中にかなりの数の帰化人がおり、その多くは与党でさえ反日・共産主義思想である。

彼らは、日本の政府を混乱状態にする事を狙っているとしか思えない発言・行動を繰り返している。某国のハニートラップに引っかかって、身動きのとれない複数の元閣僚もいる。

某国とのつながりを強く疑われながら、テレビに堂々と顔を出したり出版を繰り返す元政治家、官僚、コメンテーター、評論家、学者。そして某国の宣伝機関になっているテレビ局、新聞、その他のメディア。人権は叫ぶが某国の動きにはダンマリを決め込む各種市民団体。財界は某国の意のままになってしまった。
これら政治家・マスコミ・新聞・市民団体・財界などの誘導に慣れっこになっている一般国民。

ボクは素直に思った。日本はこのスイス政府のいうところの第5段階に来ているのではないか、と。競馬で言えば第四コーナーを回ってゴール向けて一直線!第6段階は移民ではなく、別な方法になる。

殆どの人はそんな事思っていないみたいなので、これらは全部ボクの思い過ごしだね、きっと、、、。