コロナワクチン1回目接種完了(2021−06−01)
ボクは魚が大好きだ。
どれくらい好きかというと1週間のうち5日以上は魚・魚の加工食品を日に1回以上食べる。多分毎日の3食に魚を食べても問題ない、というか飽きないと思う。

肉はほんの少々鶏肉と豚肉があれば大丈夫だ。もし今日から牛肉を一生食べることができない、と言われても代わりにクジラを食べさせてくれればボクにとってはそんな大きな問題ではない。これは本当だ。

ボクが特に好きな魚は青魚である。海外に行くとよくわかるが彼等の魚料理のやり方はあまり変化がない。素材を生かした食べ方というのがない。
ソースとかスパイスで勝負、という感じだ。悪くはないがこれでは魚の味はわからない。

日本では魚は実に様々な料理方法で食べられる。焼く、煮る、蒸す、汁に入れる、すり身、ご飯に炊き込む、鍋に入れる、、、その中で究極の料理方法が刺身だ。

ボクの食べる魚は全て総菜魚である。ボクは世間で言うグルメではないし、ああいう食べ方はボクの信条に反するのでやらない。普通の魚を普通に食べるのである。

テレビでよく見掛けるどこかのタレントが大トロの握り寿司の"シャリに醤油"をつけて"ネタを上"にして"左手で持った箸"で口に放り込む、、、「ウ〜」、と唸って「柔らか〜い」、とかいう顔が画面大写しになる、、、ああいうのは見る度にうんざりだ。

ボクはスーパーで手に入る魚を買ってきて、それを家庭料理として食べる、これがメインだ。

であるから魚を求めてどこかに出掛ける、というような事もしない。日本はどこかに出掛けなくても新鮮でおいしい魚がどこでも手に入る国なのだ。我々はこの素晴らしい、日本の魚の流通機構を忘れてはならない。

旅行先ではその地の魚を食べる。ボクは沖縄の久米島に時々行くがここではグルクン(たかさご)が超ポピュラーでこれの刺身は泡盛によく合う。
グルクンの刺身とグルクンの唐揚げ、それに”もずく”の卵焼きがあれば他には何もいらない。久米島に1週間行くと殆ど毎日グルクンの刺身と唐揚げを食べる事になる。

ボクのマンションの前に大きなスーパーがある。1年前に店長が変わってここの鮮魚売り場がかなり拡張・充実した。カツオとかタイ、その他のポピュラーな魚を丸ごと売るようになったのだ。

ボクはカミさんに言われてお使いに行くと、必ずここの売り場を覗いて何かを買う事が多い。
先日も大きな40cmくらいの真アジが何と600円で売っていた。信じられない!どうしてこんな値段で売れるのか不思議だったがこれを買った。
このスーパーは1匹を買うと如何様にも無料で捌いてくれる。その時は3枚におろし半分を刺身、半分を煮物にできるように切り身にしてもらった。

大きめのカツオなんかはさすが一匹では多すぎるという人のために半身でも売ってくれる。
これも刺身にしてもらい1日目はそのまま食べ、翌日はちょっと炙って食べる。それでも残った時は煮て食べる。

タイもよくお目に掛かる。天然物は養殖物の2倍くらいするが一度思い切ってでかいのを1匹買った。やはり刺身と切り身にしてもらって3日間連続で昼食と夕食で頂いた。

ボクはマグロなんかも大好きだが、どちらかと言うと大衆魚・総菜魚が好きだ。アジ、サバ、イワシ、カツオ、タイ、ハマチ、カンパチ、サンマ、イカ、、いわゆる高級魚とかはあまり食べたいとは思わない。

それとエビ・カニの類いに異常に執着する人が時々いるがボクはそれが全くない。
勿論大好きではあるけどね。
ウナギは名古屋に行った時に必ず寄る、あるうなぎ屋で食べる以外は口にする事は殆どない。

数日前もカンパチがトロ箱の中からボクをジッと睨んでいたので迷わずいつものとおり刺身と切り身にしてもらった。この日の晩酌も幸せ一杯だった。

最近はカミさんに言われてお使いに行くのが楽しみである。

1ヶ月半くらい前の事である。ホームドクターのところに定期健康診断(ボクは2〜3ヶ月に1回何もなくても受ける)に行ったとき、コロナワクチン接種の予約をするかどうか聞かれた。
「はい」という返事をしておいた。

2週間後に電話があり、「コロナワクチン接種の日程を決めたいのですが5月31日はいかがでしょうか。」と言う。ボクは退職者であり、スケジュールは極めてフレキシブル、「それでお願いします」、と二つ返事で予約は完了した。
電話では更に2〜3日のうちに市から送られた接種案内を持ってきて下さいというので、その日の夕方に持って行った。このドクターのクリニックまではボクのマンションから歩いて5分、寝室の窓からよく見える。

友人などに聞くとワクチン接種の予約は結構大変で、電話はつながらずネット予約もあっという間に埋まって満員、ボクのようなケースは珍しいようだ。

で、昨日はそのワクチン接種に行ってきた。
予約の時間は10:50だったのでその10分前に受け付けをしてもらい、待合室でスマホいじったり、テレビ見たりして時間を潰した。待合室には5〜6人の年配者がいた。

しばらくすると80才くらいと思われるお婆さんがお腹が痛いと言う事で、娘さんかお嫁さんらしい中年女性が押す車椅子でやってきた。

娘さんかお嫁さんは受付で、「午前中の一般診療は10時で終わったので午後から来て欲しい。」と言われ、「じゃ、午後からまた来ます。」と言って再び車いすを押して渋々帰って行った。

お婆さんはそれほど苦しそうには見えなかったので午後でも大丈夫かなとは思ったが、これも結局はコロナによる一般診療圧迫であるのは明らかだ。

ボクのワクチン接種は検温をしてドクターが幾つかの説明をした後に右腕にチクッ、6〜7秒くらい、、、。再び待合室で15分間待機して看護婦さんに帰宅OKの許可をもらってこの日は全て完了。
実にあっけなかった。

2回目は3週間後の6月21日の今日と同じ時間だ。2回目が終われば一安心、再びあちこち行動ができる、、、といいのだが。
ちなみにボクの場合接種後の異常は全くない。注射した腕の筋肉の痛みも、指で強く押さない限りない。