夏をエンジョイしよう!(2021−08−12) |
毎日のニュースでは、”暑いので外で運動するな、熱中症に注意しろ、小まめに水を飲め、家ではクーラーを入れろ、、、”、毎回毎回アナウンサーとか天気予報のお姉さんが曰っている。申し訳ないが耳タコである。 夏の間は家の中にいてジーッとしてろ、みたいな閉じこもりを奨励しているようで、ボクは何だか抵抗を感じる。 この季節の戸外活動で気を付けるのは日差し対策と水分補給、それに十分な睡眠の3つだとボクは思っている。特に気を付けるのは日差し対策だ。 33〜34℃くらいあっても日陰に入ると暑さはそれ程感じなくなるなるのは誰もが知るところだ。 日差し対策はひとつ、帽子だ。一番いいのは麦藁帽だが最近これを被っている人を見なくなった。かつては大人も子どもも夏は麦わら帽子を頭に載せていた。 ベトナム、フィリピン、タイなどに行くと戸外で何かをする人は今でも多くは大きな麦わら帽子(傘帽子)だ。 国が違っても同じものを使っているという事は日差し対策に一番効果があるという証拠だ。 軽くて手軽で、これ以上効果のある日差し対策をボクは知らない。 日本は既に国土の半分くらいが実質的に亜熱帯になりつつあるらしいから、もう一度麦わら帽子を復活させてはどうか。若いデザイナーが企画すれば売れるんじゃないか。 それはともかくボクは今でも32〜3℃くらいを超えない限り5kmのウオーキング・ジョギングを時々やる。 作日も行ってきた。 真夏でも午前中にこの温度を超える日は殆どないね。昨日の10:00の温度は31℃、15:00で34℃だった。準備は出掛ける30分くらい前と、出掛ける寸前に水分を補給をしておく。これだけだ。 |
ボクは思う。 30℃を越すと戸外での運動を止めろ、水を飲んでクーラーの効いた部屋に籠もってろ、というのが正しい暑い夏の過ごし方なのか、と。 夏が暑いのは当たり前だ。36℃とか35℃になった場合は別だと思うが、ボクの経験からでは32℃くらいまでは少し注意すればそんなにアレコレ言わなくてもいいような気がする。 特に子どもは外で遊んでもいいんじゃないか。 ボクも何年か前に一度だけ熱中症(多分)になりかけた事がある。この日は確かに暑かった。日差しももの凄く強い日だった。 1.5kmくらいまで暑かったが何ともなかった。しかし暑い割にはあまり汗が出てなかった。 2.5km地点で頭が少しボーッとしてきたので、これはひょっとしたら、、、という事で日陰で休んだ。そして水を買って飲んだ。何だか気分も悪くなってきたのでそのまま休憩しながら自宅に帰った。 その日の食欲はいつもの半分くらいで、燃料もビールを一缶だけだった。 振り返ると前の日は少し寝不足、それに出掛ける前の水分補給が少なかった。だからあまり汗をかいていなかったのだと後になって思った。 この経験から夏のウオーキング・ジョギングは水を飲む、十分な睡眠が重要、適当なところで日陰で休憩をする、これを心がけるようになった。 以来、何も問題は起きていない。 ボクはボクと同じような夏の炎天下でのウオーキング・ジョギングを積極的に勧めるつもりはない。ボク流で夏を体感できるひとつの方法という事でやっているのだ。ゴルフをやる連中は真夏でもやる。でもあれはゴルフを楽しんでいるのであって、夏を楽しんでいるのではない。 俳人は縁側で風鈴を聞きながら庭を眺め、スイカ(水羊羹かも知れない)を食べて夏を楽しむらしいが、ボクは違う。 暑くて危険なので、エアコンの効いた部屋でテレビでも見ているのが正しい過ごし方、のような事をみんなは言う。 しかしボクは「夏だから暑いのは当たり前、ならば汗をかいて夏を積極的に実感するのもいいんじゃないか。」というのを言いたいのだ。 大汗をかいた後の少し熱い目の風呂そしてビール、生きてて良かった〜、と感じる一瞬である。 これを知らないで夏を過ごすのはもったいないな〜と思う、、、のだが。 |