久米島では毎日、文字どおりブラブラ過ごす。これをやらなくてはいけない、あれをやらなくてはいけない、というものは実質的に全くない。あったとしてもそんな事は考えない。しかし過ごし方の一応のペースというのはある。
朝は6時半頃に起きる。まだ真っ暗であるが、窓を開けるとひんやりした爽やかな空気が入ってくる。朝食は7時から、きっかりの時間に行く事にしている。
レストランの係にこの前に来た時は会えなかったTさんがおり、久しぶりに話をした。

Tさんはそれまでは夕食の係と21:00からオープンするバーでバーデンダーをやっていた。
昨年の暮れに来た時は宿泊客激減によりレストランの夕食は営業停止、バーもクローズ、Aさんを見掛ける事ががなかったのだった。
Aさんは59才、ボクのイメージする典型的な久米島の人、という感じである。バー・カウンターで一杯やりながら久米島の事、沖縄の事などについていろいろ教えてもらった。
朝食であるがボクは本当にゆっくりと頂く。食べ終わってコーヒーを飲み終わると8時頃になっている。つまり朝食に1時間を掛けるのである。実に贅沢である。
席は一番奥に座って、それとはなしに客の観察をさせて頂く。これはボクの趣味(?)のひとつかも知れない。
おっ、白人の中年男と日本人妻らしきカップルがいる。白人はアメリカ人か。微かにアメリカ英語が聞こえる。歳は結構老けて見えるが実際は45才以下だろう。奥さんは日本人なので歳の推測は大きくは狂わない、、、と思う。
白人はパンとスクランブルエッグを食っている、なんで味噌汁と卵のぶっかけ飯と納豆を食わないんだ?
奥さんはご飯を目を細めて旨そうに食べている。白人はそれを不思議そうに見ている、、、こんな茶色のスープのどこが旨いんだ?というような顔してる、、、とか。ま、こんな具合である。 |