大増税の足音(2022−01−22)
今日は2022年1月22日である。0,1,2の数字だけで年月日が構成されている日だ。この組み合わせは何だか珍しいようだが結構多く1年間に30日、既に4日が過ぎておりまだ26日ある。

ところが、である。今年の2月2日と2月22日は0と2だけで構成される年月日である。そして更にこの日の00時、02時、22時と00分、02分、20分、22分と00秒、02秒、20秒、22秒の組み合わせで0と2だけで構成される時間がある。

それがどうした?と言われそうだが、ボクの一生でそんなに何度もない(2000年、2002年、2020年、2022年)年月日の組み合わせであり、今年が最後だ。これをどうやってタイムスタンプとして残すか、今考えているところだ。

これと似たような”縁起”でボクは平成2年2月2日に地下鉄の切符を買った。当時は定期券を使って地下鉄有楽町線で通勤しており、職場の誰かに言われて会社の帰りに買ったのを覚えている。

ボクは時々こういう何の役にも立たない事を考えたり、やったりするクセがある。

一昨日"新型コロナワクチン予防接種(3回目)予約案内"が送られてきた。ボクは年末にかかり付けのクリニックに接種の仮予約をしてあったので、早速電話をして市役所から正式な案内が来た事を伝え、接種日を決めた。

クリニックは同封されている"新型コロナウイルスワクチン予防接種済証(臨時接種)"を来週の水曜日までにクリニックに持って来て欲しいという事だったので、今日の午前中に持って行った。

クリニックの受付で書類を提出すると、当日は下着のシャツは半袖、なるべく車で来て欲しい、予診票の書き方、当日の体温が37℃以上の場合は予約が取り消しになる、、、etc.の説明があった。

市役所から送られてきた封筒には5枚の説明書などが同封されており、更にクリニックで2枚の説明書を渡された。たった1回の注射だけなのに、オーバーとも思える説明がびっしりである。

ボクはこの手続きを終えて自宅に帰り、ふと考えた。
いったい日本政府はコロナ関連でどれくらいのお金(国家予算)を使っているのか
ボクは少し気になったのでネットで調べてみた。

結論から言うと、2020(令和2)年度の予算は何とかわかったが、2021(令和3)年度を調べるのはギブアップした。
コロナによって組まれた予算だけを予算書から拾い出すのはが至難の業、というか項目の説明だけではボクでは判断できないものが多いのだ。

2020(令和2)年度は総額78兆円で国民ひとり当たり61万円である。
東日本大震災の復興費用が37兆円であるがこれは10年間の総額であり、77兆円は単年度であるからいかにケタ違いの規模なのかわかるというものだ。

予算にはワクチン接種、経済対策(飲食店などへの給付を含む)、2020(令和2)年度なのでGOTOトラベル、例のマスク配布なども含んでいる。
77兆円を全部消化したとは思えないが、恐らく、というか間違いなく2021(令和3)年度、そして4月からの2022(令和4)年度も巨額の追加予算が投入されていると思うがよくわからない。

コロナの終息は1年後の2023年の春頃というのが多くの学者の見通しで、これは大正時代のスペイン風邪の流行終息等の経緯・実績からきている

コロナ対策予算は結果的に100兆円とか150兆円になるのではないか。ちなみに日本の国家予算(通常予算)は100兆円ちょっとである。

ボクの関心は、この巨額の支出に対する穴埋め(財源)である。
これらの巨費は天から降ってきたわけではない、政府が国民から借金をしているだけなのだ。

であるからコロナ後は大増税時代に突入するのではないか、いや間違いなくそうなる。

増税の背景にはコロナ対策費以外に、高齢化就業人口減少、1500兆円の国債負担などの要素も勿論加わるわけであるが。

所得税は今の2倍、消費税は15%〜20%、相続税は2倍、マイナンバーと預金口座の紐付けで個人資産あぶり出しによる資産課税、株式譲渡所得税アップ、新札発行でタンス預金のあぶり出し、ついでにデノミ、etc、、、方法はいくらでもある。
ちなみに復興特別所得税というのが源泉徴収所得税に2013年から2027年まで既に追加されている。

消費税20%なんてウソだろう、と言う人がいたが、そんな国はイギリスを始めいくらでもある。そもそも所得税とか消費税は先進国の中で日本は現在でも低い
あと10年、いや5年したら世の中ウンと変わるだろうな〜。これで南海トラフ地震か第二次関東財大震災でも来たらどうなるのだろうか。

「昔々、極東に”日本”という豊かな国がありました、、、」という話の国にだけはなって欲しくないね、、、。