久米島到着(2022−04−21)
先週は沖縄本島恩納村に行ってきた。21日からはボクひとりで7泊8日で久米島に来ている。
21日(木)朝のフライトは08:45の那覇行きのJAL、いつものように空港ホテルに前泊した。チェックインをしてラウンジに行くと、いるのはビジネス出張者風の男ばかり。
ボクみたいにラフな格好して、スニーカー履いているのは誰もいなかったね

那覇までのフライトは順調で11:15ぴったりにランディング。那覇から久米島への乗り継ぎ便の待ち時間は計画では1時間ちょっとだったが、このフライトはキャンセルされ15:45出発のフライトに変更になったという連絡が1週間ほど前にあった。

つまり4時間待ちの乗り継ぎになったのだ。この変更は前の久米島行きも同じだったので、JALは座席の予約状況を見てこういう方法をとっているのだろう。
しかし4時間をどうするか、ラウンジでゴロゴロするのも退屈なので那覇市内に出てみることにした

那覇市内で1〜2時間ブラブラするには国際通りに行くのが一番、空港から牧志までモノレールに乗った。
駅を降りてびっくりしたね。

予想をしていたとは言え、目に入る観光客はほんのわずか、土産物屋とか飲食店も半分くらいは閉まっている。牧志公設市場は工事中、2023年4月に再オープンとのこと。
暑かったし喉も渇いたのでかき氷屋に入って、沖縄ぜんざいのかき氷とアンダギーを2個食べて昼食代わりにした。

久米島までは25分のフライト、あっという間に着く。
荷物を受け取ってレンタカーの窓口へ。
今までレンタカー会社はオリックス、ABC等を使ってきたが今回は"マングローブ・レンタカー"という久米島で一番マイナーなレンタカー会社にした。理由は他の会社より格段に安かったからである。

カウンターの女の子が「久米島は初めてですか?」と聞くので「10回以上は来てるよ」と答えると、保険とかについて超簡単に説明して「は〜い」、とキーをくれ、プールまで雨に濡れるから、という事で傘まで貸してくれた。

受け取ったマツダのデミオはきれいに清掃してあるし、1周30kmの久米島を走るには全く問題なさそうである。次回からはこの会社にするかな〜。

ホテルはいつものイーフビーチホテル。島には他に2つのリゾートホテルがあり、ひとつは8〜9年前に1泊だけした事があるが、それ以外はすっとこのホテルを利用している。ここのホテルが気に入っている理由は部屋からの眺めがいいのとホテル全体の開放感、それに海洋深層水の大浴場がある事だ。

チェックインを済ませて早速大浴場へ。大浴場には他に2人の人がいて湯船に浸かりながら1人の人と少し話をした。年格好はボクよりかなり先輩風で東京からグループツアーで来た人だった。宮古島などをまわって久米島に1泊、明日は沖縄本島に行くと言っていた。

せっかく久米島に来たのに天気が悪く、きれいな海も空も見ないで帰ってしまうのは気の毒だと思った。

風呂から上がって一息入れて、夕食のためにホテルから歩いて数分の居酒屋"波路"へ。久米島に来るようになっていろんな居酒屋とかレストランに行った。
ここはいいな、と思ったところはホテル近くでは結局は2軒、"波路"と"亀吉"である。

中に入ると客はカウンターにひとり、座敷に2組の合計6〜7人しかいない。後で少し増えたが。
泡盛の"美ら蛍"の4合瓶をキープして今が旬の島らっきょうの天ぷらでチビチビやっているとTAさんからTELがあって、今から私のいる居酒屋に来るという。

TAさんは3月31日付けで役場を定年、再雇用であと5年勤めるとのこと。久米島町は人口8000人弱で役場には130人くらいの職員がいるそうだ。
再雇用で部署は変わったがみんな顔見知りなので、いい雰囲気で仕事ができていると言っていた。

ちなみにボクも再雇用で3年ほど勤めた経験があるが、全く違う職場で99%が知らない連中だったので大きな違和感があった。

結局TAさんとは閉店の10時を過ぎた後もいろいろな話をしながら飲んだ。客がみんな帰って僕たち2人が飲んでいても店の女主人は「時間ですよ」、とか何も言わない。

この女主人とボクは話したことは少ないが、ボクの事はよく覚えていてくれる感じで、彼女はTAさんの遠い親戚にあたる人だと言っていた。久米島初日からボクはかなり飲んでしまい、ホテルに帰ったらバタンキュー。

しかし着いた早々にこうやって歓迎してくれる人がいるというのはやっぱり嬉しいね。