2日目の朝、朝食を摂りにレストランに行ったら係の女性がボクに声を掛けてくれた。
「あ、またお見えになったのですね。」、このホテルはこれで11回目の宿泊、全部で70泊近くになると思うが毎回顔を合わせるので覚えていてくれたのだろう。
2〜3年前からこのホテルでも外国人従業員を見かけるようになった。
朝食の時である。ボクは "RADIO VOICE OF VIETNAM" のTシャツ(胸にはベトナム国旗のプリントがある)を着ていたので気になったのか、1人のアジア系外国人ウエイターがチラチラボクの胸を見る。
それでボクの方から声をかけてみた。故郷はミャンマーだと言う。日本の生活に慣れたか聞くと、「来て2ヶ月しか経ってないので、まだ、、。」、という返事だった。
アシスタントマネージャーに外国人従業員はどこの国から来てるか尋ねたところミャンマーとネパールから、という答えだった。
彼の話によると案の定、「真面目によく働いてくれる。日本人より使いやすい。」、との事だった。
6〜7年前に町会議員のTYさんに、久米島には外国人が何人くらいいるのか聞いたことがある。
その時の話ではALTのアメリカ人が1名、日本人と結婚したアメリカ人(ボクは会った事がある。確かアリゾナだったかテキサス出身だった)、それに中国人が1名という返事だった。
現在はこんなホテルに5名も6名もいると言うことは島内にはかなりの数がいるのではないか。
朝食を終えて部屋に戻ろうとしたらボクと同年代とおぼしきご婦人に、「昨夜、居酒屋"波路"で飲んでた方でしょ?」、と声を掛けられた。
ボクはTAさんと飲んでいたのであるが、この方はボクの事をてっきり地元の人間だと思っていたという。
「家で飲むよりたまには外で飲むのがいいのかな〜、って飲んでみえるのだと思ってました」。
この方は沖縄離島巡りを趣味としているそうで、「一番いいのは与論島ですよ。」、としきりにボクに薦めてくれた。
やっぱり居酒屋でボクは地元のオッさんに見えたのかな〜。そうだよな、色も黒いしね。 |