ボクは映画ファンである。新しい映画は評論などを見てDVDを買ったりしているが、中心は1980年代までのハリウッド、ヨーロッパ(フランス、イタリー)、そして日本映画を少し、こんな感じである。
現役の時は海外出張先で、休日に映画館に入った事もあった。何十年も前にベルギーのブリュッセルで観た映画で、もう一度見たいと思っていたのがあったが題名を覚えていないので探すのを諦めていたところ、偶然に見つける事ができやっとDVDを手に入れたというのも少し前にあった。(タイトルは"人類創世"フランス・カナダ共作)
ボクは旅行も趣味の一つで、映画のロケなどで使われた場所を結構多く訪ねている。映画で見た実際のシーンが目の前に広がるというのは、やはり感動するね。
"サウンドオブミュージック"のドレミの歌を歌うシーンのザルツブルグのミラベル宮殿、"第三の男"のウイーンの街通り、どれも素晴らしかった。
西部劇では”シェーン”、ジョーイ少年に別れを告げて寂しく去っていくシェーン、その向こうに見えるグランドティートンの山々、これを実際に見た時ボクは感激のあまり立ちすくんでしまった。
西部劇と言えばジョン・フォード監督がロケ地として必ず使うモニュメント・ヴァレー、ここはアメリカに住んでいる時に1回、そして日本に帰ってからまた行ったので合計2回訪れている。
そして2回ともジョン・フォード、ジョンウエインなどが定宿にしていたゴールディングス・ロッジに泊まった。
"未知との遭遇"でロケに使われたワイオミングのデビルズタワーにも行った。サンフランシスコではクリント・イーストウッドの”アルカトラズからの脱出”のアルカトラズ刑務所跡、ここも2回行った。
ニューヨークを舞台にした映画は、昔から現代まで無数にある。
割と新しいタイトルの"マイ・インターン"(2015年)とかを見ると、「あ、あそこ覚えているな〜。」、という感じになって、自分も実際にそのシーンの中にいるような気分になる。
ニューヨークは10回くらい行ったが、オハイオから飛行機で1時間、もっと行っておけばよかったと今頃になって思ったりしている。
オードリー・ヘップバーン/グレゴリー・ペックの"ローマの休日"は全て映画のとおりの風景だった。
ローマは何百年も基本的に町並みを変えていないので非常にわかりやすい。
ボクはかつてはアクション、西部劇、戦争ものなどが好きだったが、50才を過ぎた頃からホームドラマとか大人の恋愛ものが好きになってきた。
最近観たタイトルは"恋のゆくえ"(1989年)、兄弟でデュエットを組んできたジャズピアニストにボーカルの女性が加わって織りなす恋の物語、舞台はシアトル、、、なかなかよかったね。 |