今日も東北・北海道では未だ大雨の警報が出ている。
ボクは気象の勉強を少しやった事があるが、今の状況は簡単に言うと次のようになる。先ず、天気図の気圧配置を見ると8月なのに夏型に全くなっていない。
そして梅雨から夏に変わる時に現われる停滞前線が東北、一部北海道まで延びている。停滞前線はかつては東北より北に居座る事は少なく、これが北海道には梅雨がない、という状態を作っていたが今は違う。
別な言い方をすると、今まで緯度の低い地域で起きていた現象が、今や緯度の高い地域でも起きている。
この主な原因は気温上昇で、日本列島北部は亜寒帯から温帯になり、温帯は亜熱帯化している。
これは1960年代と2010年代の7、8月の気温を比較、簡単な分析をすれば誰でもわかる。
停滞前線の北上により、今まで大雨のなかった地域に大量の雨を降らせるので結果、災害になってしまうのである。
それはともかく、当地もようやく夏らしい天気になってきた。そこで暫くやっていなかったウオーキング・ジョギングに久しぶりに出てみた。
今までは季節を問わず10:15頃に自宅を出て、約5kmのコースをこなしていたが、今年からは夏だけ、07:30頃のスタートにした。
この時間だと気温も低く、日差しの影響も少ない。夏に注意しなくてならないのは、気温と同時に日差しだ。
ボクはコース3.5km地点の公園で自動販売機でお茶を買い、吹き出る汗をタオルで拭きながら、木陰の下で蝉の声に囲まれてそれを飲む。
昨日はその公園で、会社OB親睦会の"歩こう会"の幹事のひとりに会った。会はこの2年間活動を停止していたが、9月から再開とのこと。ボクは"歩こう会"は数年前に脱会したが、再度入会する予定である。 |