最近の出来事(2022−10−30)
先週の土日は静岡県の御殿場で、会社の趣味の集まりの会合があった。趣味とはアマチュア無線で、1990年頃まではそれなりに人気があった趣味だが、2000年頃から急激に免許人口が減った

インターネットの普及がその理由と言われ、「通信」に重点を置くと空中状態が不安定な短波などを使うより、デジタル回線を使った方が格段に便利であり、当然の成り行きではある。

しかしボクにとってのアマチュア無線は通信そのものより、送受信機を作ったり壊したりという部分に重きを置いている。ボクはこれをICやトランジスタを使うのではなく、真空管を使ってやる。

当日集まったメンバーはOBが約20名、現役が約10名、つまりアマチュア無線は絶滅寸前の趣味である事が年齢構成からもよくわかる。
会場は会社の企業年金基金運営組織直営の施設で、ボクにとっては初めてのところであった。

会はこの2年を除き毎年行われており、これで39回目との事だった。

今回もオハイオ勤務時代に知り合った浜松のSさん、R&Dの皆さん、本社勤務時代に知り合った皆さんなど、懐かしい方々と再会する事ができた。

ボクは会合を通じてできるだけ多くの方と接したかったが限られた時間でもあり、残念ながら話をするチャンスのない方もあった。
食事も施設の都合上テーブル席で、やはり相互のコミニケーションには立食形式のような形がいいと思った。

宿泊は広い敷地に点在するロッジに4〜5名ごとに割り当てられ、非常に快適だった。同じ部屋は全員OBで、40年来の付き合いになるIさん、オハイオ時代に同じオフィスの奥にいた國分聡さん(JE1WES)、それに初めての顔合わせのR&DのTさんとEさんという顔ぶれだった。
今回の企画・運営はR&Dの現役メンバーが中心でやってくれ、アイデア一杯の内容で大いに楽しむ事ができた。

一泊した翌日のロッジから見えた、笠雲を被った赤富士が印象的だった。

(尚、國分さんはボクのHPの熱心なフォロアーであり、今後ご意見、アドバイスなとに関して実名登場としたい旨のご要望により、実名での記述とさせて頂きます。)

翌日はIさんに小田原まで送ってもらいそのまま東京へ。東京駅が人でごった返しているのにはびっくり。1年ちょっと前は中央通路の新幹線側から丸の内側まで見渡せるほど閑散としていたのを思い出す。

ホテルは池袋の現役時代によく泊まったHMというホテル。退職者がプライベートで泊まるには贅沢なホテルだが、これが23Fのちょっと広めの部屋に5泊で普段なら10万以上が5万円で予約できたのだ。

ところが1週間前の価格改定で、それが何と3万円に!そして東京プラスキャンペーンとかで、1万5千円(1泊につき3千円)のクーポンをくれたので、結局は1泊2万円以上のシティーホテルに3千円で泊まる事ができた。
この値段は朝食バイキングの値段と変わらない。

ホテルは宿泊客が多く、朝食時はちょっと遅れると行列ができていた。

クーポンはQRコードをIphoneで読み取りアプリをインストール、そして別なQRから1万5千円分をチャージ
手続きはあっという間に完了したが、問題はクーポンを使える店が殆どないの事である。

2年前のGOTOキャンペーン時のクーポンはホテルの和食レストランで使ったが、今回はホテル内の幾つかのレストランは一切使えず。
結局はキャンペーンのアプリで見つけた居酒屋とビッグカメラでやっと使う事ができた。

しかしビッグカメラも使えたのはPC・カメラ館だけで、一般の店舗では使えなかった。GOTOキャンペーンの時も使い勝手がイマイチだったが、今回はそれ以下だった。ビッグカメラのPC・カメラ館では買いたいモノがなかなか見つからず、結局文房具コーナーで5千円分の文房具を買った。

使える店が少ないのは店側のキャンペーン登録の申請に対し、都側の事務手続きが混乱して対応できていないのが理由だと聞いた。

ボクは将来いつか外国に行ってみたいと中学生くらいの頃から漠然と思うようになっていたが、そのきっかけを作ってくれたひとつがNational Geographicである。

中学2年生の秋頃にボクは近所の教会でNational Geographicを6〜7冊もらった。教会にはハリエッタ・ジョンソンというアメリカ人女性の宣教師がいて、この人はボクの家から歩いて2〜3分のところにある立派な洋館に住んでいた。
父は名前からジョンソン先生(みんなはこう呼んでいた)の事をドイツ系ではないかと言っており、ボクは30年後にアメリカに行ってそれが正しかった事を知ったのであるが、ボクにとっては町内の顔見知りの外人オバさんだった。

National Geographicはまだ英語を自由に読めなかった中学2年生のボクでも、記事の見出しと写真だけで十分に想像を膨らませる事ができた。

この6〜7冊をそれこそ何十回、何百回も見たのをつい昨日の事のように覚えている。

もらったNational Geographicは何年か前の1961年版で最新ではなかったが、記事は世界の国々の紹介が3分の2くらいを占めていた。

National Geographicの特徴の一つは、Kodakを使って撮られたカラフルな多くの写真である。

当時は日本もカラー写真が普及し始めた頃で、日本のフジフィルムもサクラフィルムもKodakの品質には全く歯が立たなかった時代である。

ボクはその後、写真で見た外国を実際に訪れる機会を得た。イタリー、スカンジナビア、南米、東南アジア、その他各国のイメージを最初にボクに植え付けてくれたのがNational Geographicであるのは間違いない。

これに関してその後一番感激をしたのは、カナディアンロッキーにあるモレーン湖に行った時である。その昔写真で見た時の感激が、実際に行って100倍くらいになって蘇った

今でもNational Geographicの写真を見て、行ってみたいところがいくつかある。モロッコ、モンゴル、アラスカなどだ。
National Geographicは広告も興味深かったボクは牛乳を混ぜて食べるコーンフレークの広告を見て「これはどんな食べ物なのか」あれこれ考えた記憶があり、その味が実際にわかったのは10年以上後である。

しかしそのNational Geographic、その後引っ越しを繰り返しているうちに1冊を除き、他をなくしてしまった
ボクは大袈裟に言うと、ボクの生き方に大きな影響を与えた1961年のNational Geographicをもう一度手に入れたいと、ずっと思っていた。

1961年のNational Geographic、実は簡単に手に入れる事ができるのを最近知った。
何の事はない、アメリカのAmazon、EBayで探せばいくらでもあるのだ。

そこでボクは試しにUS Amazon で1961年12月号を注文してみた。

注文して2週間程経った先日、DHLでそれが届いた。60年前に売られたとは思えないきれいな状態のNational Geographicである。
昨日はEBayで、1961年の12冊全部のセットが80ドルというリーズナブルな値段で。出品されているのを見つけた。

そんな訳でボクが欲しい1961年のNational Geographicはそんなに心配しなくても手に入る事がわかったので、引っ越しが終わったら12冊セットを手に入れようと思っている。
でも何で引っ越しが終わってからか、だって? それは引っ越し前に手に入れたら、引っ越し作業が全くはかどらなくなる可能性があるので、、、。