客船クルーズ(2018−03−25)
2月上旬の頃でした。旅行会社から定期的に送られてくる中に、「5泊6日、小笠原と硫黄島・西之島チャータークルーズ」というのをカミが見つけました。
日程は3月20日に名古屋港出港、3月25日に名古屋港着です。

以前からクルーズ船に乗ってみたいと思っていたものの、なかなか思い切りがつかなかったのですがこの日はナゼか、「よし、行くか〜」、という事になっており、何ら迷わずに早速の申し込み。
クルーズの日程が結婚記念日になっていたのも決めるのが早かった理由かも知れません。

まあいずれにせよ、5泊6日と短い期間でしたが憧れのクルージングに行ってきました。
行ってきた感想は、、、ズバリ、、、最高でした!!
「船旅というのは最も贅沢な旅」、とよく言われますが、実にそのとおりでした。

乗った船は”ぱしふぃっくびーなす”という23000トンのラグジュアリークラスの客船、日本籍ではこのクラスは他に”にっぽん丸”、”飛鳥U”の3隻があります。

結婚40周年記念、そして私はこの3月、実質的に2月で仕事も辞めたしまあ一区切りという意味もありました。

”ぱしふぃっくびーなす”の今回の航海には約470人の乗船客がおりました。年齢的には50才台が少し、殆どが60才台と70才台で親しく話しをさせて頂いた方の中には80才というかたもみえました。
こういう旅は第一線を退いた方が中心、というのは本当だと思いました。

船内の設備は素晴らしく、サービスも一流でした。乗組員は約200名で船の運航に従事する人はほんの僅か、殆どは乗客へのサービス要員でした.
エンタテイメントメンバーとして、現役の落語家、元宝塚ジェンヌ、それに”ぱしふぃっくびーなす”専属のジャズバンド、ボーカルなども乗船しており、昼夜にわたって様々な催しをやってくれました。

レストランのウエイター、客室の清掃、カジノのデーラーに至るまで殆どのサービス要員はフィリピン人でした。ただウエイトレスだけはナゼかロシア系の白人で、全員ある程度日本語を話すので一般的なコミニケーションに問題はないと思いました。

こういう船に乗ると楽しみの大きなものに”食べる”があります。旅行案内にも1日8食なんて書いてありましたが、とにかく注意していないとおなかを壊す程でした。

料理はどのクラスで船に乗るかでダイニングルームも違うので全部を食べてみた訳ではないのですが、私達が利用したダイニングサロンでは非常に手の込んだ料理が朝昼晩の3食提供され、文句なしでした。
こういう船旅を5回も10回も経験している方の話しでは、食事がいいのは”にっぽん丸”、だそうで、2人の方が言ってましたので間違いはなさそうです。

船の旅の心配のひとつは船酔いですね。
今回の航海では出港後1日目の夜はかなり揺れました。ベッドで寝ていても横にゴロンゴロンとなるくらいのローリング、それと小刻みな振動を感じるほどのピッチングがありました。
私もカミさんも寝不足にはなったものの、特に問題はありませんでした。
翌日の朝食時は何名かの方がダイニングに来ていませんでしたので船酔いされたのかな〜、と思ってました。

今回のクルーズはたった5泊6日で上陸は父島のみ、残りはずっと航海でしたので船内での日常生活はどういうものか、大体わかったと思っています。
ずばり船内生活は退屈しません。というか自由気ままです。

本を読むもよし、ちょっと身体を動かそうと思えば甲板上のウオーキングかフィットネス、その後は太平洋を見ながらの風呂、そして風呂上がりに一杯、夕食はフルコース、その後一杯やりながらショーを見る、、、、。
何とも非日常的な生活でした。

経験豊富な方の話しによると飛鳥U、にっぽん丸、それぞれに乗って比べるといい、と言ってみえましたので機会をみつけてのってみたいと思います。

最後に客船クルーズのデメリットは?
それは体重が増える事です。
クルーズ客船に乗って体重が増えない人っているんでしょうか、、、、教えて下さい。