ハワイ(2): 2019/1/31〜2019/2/6
昨年(2018年)に引き続きホノルル・ハワイに行ってきました。目的はただブラッと過ごすだけ。つまり毎日の普通の生活の場所を鈴鹿からホノルルに移すだけ、そんな気持ちで出かけました。
宿泊施設(コンドミアム)の予約の関係で1週間と短い期間にいなってしまいましたが、これは仕方ないという事で諦めました。
テキトーに撮った写真とその時の印象などを思い出しながら”旅の記録”という事で残したいと思います。
昨年の旅日記”久しぶりのハワイ”とダブルかも知れませんし、コメントの矛盾などもあると思いますが昨年は昨年、今年は今年、という事で綴りました。
行ったのは1年以上前ですがやっと記録ができました。

セントレア空港
ホノルルまでのフライトのETDは22:30です。ですから20:30頃に空港に着けばいいのですが、私達はかなり早めに行きます。
空港に行くのも空港で過ごす(待つ?)のも旅のうちなので、それも楽しみに入れちゃいます。

夜の8時以降でもあちこちに行くフライトが結構あります。グアムとかもあります。アガナに夜中の12時頃に着いて1時か2時に寝るという事なんでしょうが、何だかそこまでしなくても、、、という気になってしまいます。

空港はそれなりに混んでいました。

ラウンジ
ラウンジは20:00の頃はこんな感じです。つまりガラガラ、と言うか誰もおりませんでした。
飛行機は乗ると直ぐに夕食(夜食と言った方がいいかも)が出ますので、ここでは少しつまんで一杯やる程度です。

最近は航空会社も団体ツアー客などにラウンジを使わせる事が多くなり、子どもが走り回ったり大声で騒いだりする人が目立つようになりました。
この日も出発1時間くらい前に、団体さんがドーッと入ってきて大変な賑わいでした。

ナイトフライト
ゲートオープンの5分くらい前にラウンジを出ます。予定通り離陸、食事が出ます。私はもちろん液体燃料を頂きます。麦ジュースのあとは米汁か葡萄汁を頂きます。

食事が終わってしばらくすると照明が消えて「早く寝なさい」、みたいな雰囲気になりますが、食べたあと直ぐに寝ると調子悪くなるので私は寝ません。

週刊誌読んだり興味ある映画などがあればそれを見ます。ホノルルまでは7時間で着きます。あっという間です。

太平洋の雲海
飛行機は東に飛ぶので3時間くらいすると日の出になり、明るくなります。
高度は1万メートル以上なのでもし船がいても点にしか見えないと思いますが、これくらいの高度になると気流は安定していて快適です。

今回もいつものとおり1〜2時間うとうとするだけで結局はずっと起きていました。着陸前に軽食が出ますのでこれも前部ペロリです。
着陸前の準備として携帯のSIMを入れ替えます。この作業昔はなかったですね。

コンドミアム到着
ホノルルに無事到着です。宿はワイキキにあるコンドミアムホテルです。会社が2部屋持っていてこれを使います。ワイキキの海岸まで10秒、というか出て道路を渡ったところが浜辺です。
空港を出てまずやる事は携帯のSIMのアクティベート。今年はアメリカの番号がきちんと取れるSIMを買いました。
昨年は発信すると中国かどこかのコードになって相手が面食らっていましたので。

コンドミアムまでは予めリムジンを予約してあるので、乗り場に行って係の女性に名前を言うだけでOKです。

コンドミアムの部屋(1)
昨年は22Fでしたが今年はその上の34Fです。部屋の位置も違うので2BRで間取りが違います。
22Fと大きく違うのはダイニングデーブルに座った時、ワイキキの浜辺が見えない事です。ダイニングテーブルはベランダから離れた奥にあります。

その代わりベッドルームが海側にあります。
これも感じはいいのですが、昼寝するときはアイマスクでもしないと寝れないですね。昼寝も大事な時間なので。
べッドルームは2つありますが一つしか使いません。

コンドミアムの部屋(2)
観光とか海に入るとかそういうのが目的ではありませんので、毎日を過ごす部屋は短期間ですが重要です。
食事も外でするよりコンドミアムで済ませる方が多いので台所も大いに使う事になります。

全部アメリカンなサイズで広々、使いやすそうです。キッチンの電化製品ってアメリカは日本に比べるとシンプルで分かりやすい。余計なものは付いてません。
冷蔵庫であれば、中が広い、よく冷える、これ以外に求めません。省エネとは無関係、図体は大きく値段も安いです。

とりあえず散歩
コンドミアムはKさんというハワイ在住の日本人の方が管理をしてくれており、到着初日はいろいろと説明してくれます。Kさんは私より大分先輩のようで、ハワイに永住されています。

スーツケースから必要なものを取り出し1週間の生活に備えます。と言っても洗面用具と服とか下着をタンスに入れるだけですけど。
早速外に出てます。コンドの前の信号を渡るとワイキキの浜辺です。やっとホノルルに着いた〜、という気分になりました。今日からブラブラ過ごすぞ!と気合いが入ります。

夕食の買い出し
昼食はロイヤルハワイアンセンターのフードコートで軽く済ませました。
夕食はカラカウア通りのアップルストア前のスーパーでお総菜を適当に買って、コンドで食べることにします。液体燃料はコンド横のABCマートで買います。愛飲のミカロフ・ライトはABCには置いていないようで残念。

私はポキ(POKE)とセロリをつまみにダラダラと液体燃料を注入するというパターンが殆どです。
日本からお米も少し持ってきているのでご飯を炊くこともあります。

ベランダからの夜景
夕方になると日にもよりますが気温が少しだけ下がります。双眼鏡を首に掛け、ベランダに出ます。
ホノルル空港の更に向こうのエワ・ビーチ方面まで見えます。
ワイキキの浜辺が眼下に見えます。騒音は殆ど聞こえませんがザワザワと非常に低いレベルでいろんな音が伝わってくる感じです。
夜の10時を過ぎても人通りは結構あります。覗き見の趣味はありませんが、双眼鏡を使うと更に細部の詳しいところまで本当によく見えます。

ユーチューブでハワイアンを聴きながらボーッとしてビールを飲む、眠くなったら横になる、、、。
昔はこういう生活は怠惰である、という気持ちがありましたが、もはやそういう気持ちは全くありません。

本と雑誌を2〜3冊持ってきていますのでこれを見たり、それよりも観光案内の様々なパンフレットとかを見るのも楽しいです。実に様々な情報が満載です。

レストランとかは日本人が行く店より、アメリカ人が行く店が絶対によさそうです。外から見てアメリカ人がたくさん入っていればOKですね。

モンキーポッド
観光は特にしない、、、というつもりでしたが1日くらい、これもボケーっと島を回るのもいいだろうという事で、”ノースショア1日観光”とかいうのを申し込んでみました。

これは10年以上前にも回ったコースで、やはり最初にモアナルア・ガーデンに行きました。

このコースのガイドは何と三重県・志摩市出身の男性、びっくりしました。息子さんだけ志摩市の方にいるような事を言ってみえました。

ドール・プランテーション
次もお上りさん(?)お決まりコースです。小雨が降ったりしてパッとしない天気で人も少なかったのですが、こんなもんかな、という感じでした。

ここで亀の木彫りを買いました。実演をやって様々なモノを売っています。安くはありません。

人気は再現したプランテーションの中を走る列車で、たくさんの人が乗っていました。
概してアメリカ人はこういう乗り物に乗るのが好きです。(私も乗りたかったのですが時間がなかった)

パイナップルアイスクリーム
ドールプランテーションにに来たらこれを食べなくっちゃ、という定番なので食べてみました。ただの普通のアイスクリームですがこの黄色いカップがいいですね。

ドールプランテーションはアメリカ人ジェームズ・ドールががハワイで農業を大々的なビジネスとして始めたところで、その後大きな会社になり世界中にドールの会社はあります。ドールは”パイナップル王”と言うのは有名ですね。
日本のスーパでも産地はフィリピンとかになってますがブランドはドール、というのが目立ちますね。

ノースショア−・ソープ・ファクトリー
何でここが有名なのか、よくわかりませんが、皆さん誰もが知って見える観光スポットだそうです。
ナチュラルで化学薬品とかを一切使ってない石鹸だそうです。「日本人は石鹸と言えば”ミツワか花王”だろうが!」、と吠えたくなるのですが、、、。

伝説のソープ・ファクトリー、とか言われると私なんかはぐうの音も出なくなります。
とにかく人気でAMAZONとかでも売っているし、皆さんお土産にするのですね。
カミサンも買ってたみたいです。

これは何?
何枚かの写真が撮ってあるのですが、これは何だったのか思い出せません。マンゴーではないし、ヘチマとも違う、さて? 説明を受けたと思うのですが思い出せません。
ユーモラスな形をしているし、木の幹から生えているのも面白い。
(9月9日)教えて頂きました、これはカカオの実だそうです。チョコレートになるのですね、、、。

マンゴーはフィリピンではよく食べました。社員からもらった事もありました。冷蔵庫に入れておくとメイドがちゃんと剥いてくれて、切れ目を入れて皿に盛ってくれました。
おいしかったな〜、、、。

ハワイの民芸品
木彫りで壁などに掛けるとよさそうです。
子どもっぽいのが多かったのですが、よく探せばなかなかいいのもありました。
今回は既に亀の木彫りを買ったのでパス。

こういうのはお土産にいいと思うのですが、ナゼか日本人で買う人はあまりいません。
本格的ないいものはいい値段しますね。200ドルとか300ドルとか。

日本人はお土産には食べものが喜ばれますね。

ノースショアーのどこか
スゴくいいところでした。時間と天気によっては素晴らしい写真が撮れるところだと思いました。

私の知人などで退職後写真を趣味にして見える方は多いです。いいカメラを購入してあちこちに出かけて、素晴らしい写真を撮られています。
国内でもちょっとした観光地に行くと、年配の方のカメラマンがたくさんいますね。

私も写真を撮るのは好きですが、ポケットカメラしか持っていません。最近はスマホで撮る事も多くなりました。

ハレイワタウン
ハワイのオールドタウン、ショッピング・グルメ・サーファーに人気のビーチがあるところです。
日本人でハワイに来てここに寄らない人はいないんじゃないか、というくらいに有名なところで、定番な所です。

そんな訳で見える範囲にいる観光客は日本人ばかりです。で、みんな食べているのは、かき氷、”マツモト・シェイブ・アイス”
ここに来てこれを食べないヤツは仲間はずれ、、、。
という事で私もカミさんと半分して食べました。これで仲間に入れてもらえます。

これもノースショアーのどこか
天気はイマイチ、波も高くサーフボードを砂浜に置いて海を眺めているカップルがいました。

ここだったか、もう少し離れたところだったかで海亀を見れるところがあったと思うのですが、この日はアザラシちゃんがいました。
アザラシちゃんは休息が必要、それに州法で守られてるゾ、近付くな」、って看板に書いてありました。

白い紐で立ち入り禁止にしているのは野生植物保護のため、と書いてありました。

ダイアモンドヘッド
22Fと31Fからの眺めの違いはダイアモンドヘッドがきれいに全部見える点です。双眼鏡で頂上を見るといつも何人もの人を見ることができます。

結構朝早くから姿が見えますので調べたら06:00からゲートオープンのようです。ナルホド、アメリカらしく何でも朝早くからやるのですね。(話しは違いますが、オハイオではデパートが早朝3時開店のセールがありました。信じられますか?)

あそこは来年に来た時にでも上ってみようという事で、今回はパスで、眺めるだけにしました。

テスラ
昨年来たときはテスラのデーラーはカラカウア通りの一等地にひとつだけあったのですが、今回はアラモアナショッピングセンター内に二軒目ができていました。

テスラの車は売れているようで、少し足踏みを見せていましたが今は順調なようです。
6万ドルとか7万ドルとかの値段の割には内装がちょっと不釣り合いな感じがしますが、とにかくシンプルです。

やっぱり一度走ってみたいですね。

KCCファーマーズマーケット(1)
KCCとは(Kapiolani Community College)の事でここの学校の敷地で毎週土曜日に開かれる”屋台村”と思えばいいでしょう。
コミュニティー・カレッジというのはアメリカ人に聞いた範ちゅうでは日本の短大とは違って”手に職をつける学校”で、専門学校に近いような感じでした。
KCCはこの横、と言ってもかなり離れていましたが校舎がありました。

それはともかく、このマーケットは日本人に人気で、ざっと見たとこ70%が日本人って感じでした。

KCCファーマーズマーケット(2)
屋台村ですから殆どが食べもの、飲み物を売るテントです。(当たり前でしょ、とか言われそう)
少し冷えた目で見学したところ値段は普通、何か「オオ!」、と吠えたくなるようなものは特にありませんでした。

ただ焼きアワビが1個4ドル〜5ドル、非常に小ぶりなのですがこれは安いと思いました。でももっと大きくしてから採ればいいのに、、、なんて思っちゃいました。

液体燃料を売ってれば買ってもいいかな、、、でもここはアメリカ、液体燃料はどこにも売ってません。

KCCファーマーズマーケット(3)
スペースは一杯あるのに狭いところにテント張って人で一杯、日本人の顔見に行ったみたいな感じでした。ま、一度は来てみて雰囲気を味わうのもいいと思います。

ここは椅子とテーブルが殆どないので、いわゆる立ち食い、または少し歩いてテントから離れて縁石にでも腰を掛けて食べる、こういうスタイルになります。

ファーマーズマーケットは他にもあるそうで、今度は朝食抜いて来てみるかな〜。

毎日ボーッとして暮らします
特にこれをしなくてはいけないとかの仕事もなく、心配するのは食事の事だけ
朝食を済ませると昼食の事考え、ひょっとしたら夕食の事まで考えたりする、、、。

きっと周りから見たら「南洋ボケ」の人間に見えるかも、いや、自分でもそう思えてくる。
まあホノルルに来たのだからこれもいいのではないか、とか思ってやっぱり夕食の事が気になる、、、。
よし、今夜は裏手のキッチンでテイクアウトで行くか〜。

こんな感じの毎日でした。

ABCストア
一番近いABCマートはコンドの出口から歩いて1分ですから本当によくお世話になります。
ABCストアーは店によって品揃えがけっこう違うような気がします。ま、私が買うのはビールとつまみなので、どこでも同じですが。

利用に便利な店としてウオルマートとかターゲット、ホールフーズもありますがホノルルにトレーダージョーはないそうです。
ラスベガスに行った時カミさんが郊外にトレーダージョーを見つけて、バスに2回乗り換えて行った事もありました。

フードコート
朝昼兼用の食事になった時など利用しました。不味さに怒りがこみ上げてくる、というのはありませんので安心です。いくつかこれならイケるね、というのもあります

日本のガイドブックなどに出てる、行列ができるレストランに入ってみました。「これってドッグフードとどこが違うんだい?」、って気にさせてくれる店でした。

中華料理はチャイナタウンに行けばいろいろあるのでしょうが、何となく行く気がしません。特に夜は。

ハワイの生活事情
ハワイは物価も高く、何よりも住宅費がグングンと上がっており、生活はしにくいところのようです。
日本人のロングステイ者なども最近は減る傾向にあるそうです。定年後にハワイに移住した人も医療費の高さが加わって日本に帰る人が増えているそうです。

アメリカの医療費だけは高いとかのレベルではなく”ケタ違い”というのが正しい言い方ですね。
こうやってたまに来れるときに限られた時間だけ来る、というのが一番いいような気がします。

三種の神器
これらは私の場合必需品です。あとは本と雑誌を2〜3冊。これをベランダに持ち出してビール飲みます。

(PC)旅行用の13インチのPCを持ってきます。軽いです。ブルーツースのスピーカで音楽もそれなりの音質で聞くことができます。
(スマホ)音声通話・データー両用の10日間2000円のSIMを入れてます。
(双眼鏡)ニコンの35mmX9倍というものです。やはりニコン製は画像のシャープさが全然違います。

移動
移動はノースショアーに言った以外は、ワイキキ付近をウロウロするだけだったのでJALが発行してくれたパスで乗れるトロリーバスを使いました。
非常に便利です。

これから遠くに行くようになれば、一般のバスに乗る事になると思いますので、バスの研究もやっておかなくてはなりません。
ONE DAY PASS(1日乗り放題)というチケットもあるようなのでこういうのを利用する事になりそうです。

水師営会見所(4)
1週間ですからあっという間に帰る日です。
空港までは電話でリムジンを予約して、コンドまで来てもらいました。
帰りのフライトは何と9時間近くかかります。ETDは11:30なので、最初の機内食は昼食になり、2回目は夕食になるという感じで無理がありません。

機内食は私は往復とも”洋食”です。カミさんは帰りは和食でした。以前に比べて和食が少し貧弱になったような気がします。

1週間ではどう考えても短かすぎます。往復の飛行機代から考えるとコスパも良くありません。会社のコンドミアムはルールで2週間連続はダメなので、普通のホテルに1週間とか泊まればいいんじゃない、という事で2020年度は2週間以上の滞在を計画してみます。

何もしないで過ごすホノルル・ハワイ、気に入ってます。