| エジプト旅行(1):2025/12/9〜12/18 |
| 何年か前のことです。 現役時代にヨーロッパに10年間駐在していたYさんが言いました。 「私はヨーロッパは東はロシアから西はポルトガル、北はスカンジナビア諸国から南はトルコ・ギリシャまで殆ど行きましたが、唯一の心残りはエジプトに行ってないことです」。 ボクはエジプトという国はそれほど興味があった訳ではなく、旅行先の候補に挙がっていませんでしたが、この話を聞いてからちょっと気になる国になっていました。 1年以上前のあるグループの会合、メンバーのSさんが「今度エジプト旅行に行きます」という話をされ、それがYさんの話と重なり、ボクの中でエジプト旅行が少しづつ具体的な旅行先候補になってきたのでした。 そんな中で、今年の6月頃に旅行会社から送られてきた案内に「はじめてのエジプト大縦断10日間」というのがあり、これにYさんとSさんの影響が重なって、とうとうボクもエジプト旅行に行く事になったのでした。 |
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成田空港着 | |
| この日の成田空港18:00頃の外気温度は8℃、平年並です。 ところが空港内の暖房が弱く、やけに寒い。理由を調べると日本の空港は”省エネ・脱炭素”とかの大義名分で、冷暖房を大きく押えているのです。 これは真冬・真夏に”日本⇔海外”を往き来するとよくわかります。 ボクにはこの大義名分を空港は経費削減に利用、快適性の犠牲を利用者に押しつけている、としか思えないのですが。 |
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ハマド空港 | |
| カタール・ドーハのハマド空港に到着。巨大空港(29ku)で近代的、成田(16ku)など比較になりません。 ボクは中東エリアでは、UAEのドバイ国際空港を利用したことは何度かあり、近代的・超豪華で、それに負けず劣らずでした。 暖房節約で寒々した成田空港はもはや途上国の空港、あるいは唯のローカル空港、という感じがします。 空港はその国の玄関であり、顔だと思うのですが、、、。 |
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| カタール航空のラウンジ | ![]() |
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| カタール航空のビジネス・ラウンジに入ってみました。広々としてメチャきれい!係のウエイターもたくさんおり、目が合うと直ぐ来てくれます。 成田のラウンジで軽く食事、その後成田から13時間のフライトで2回の食事。という事で、ここではフルーツとチーズ、それにワインだけを頂きました。 ここからカイロまでの3時間のフライトでまた食事が出るので、ずっと食べっぱなし。お腹の管理をきちんとしないとエラいことになります。 |
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ドーハからカイロへ | |
| 3時間のフライト、機材は一昔前のものですが、快適さは代わりません。 Cクラスの席は70%くらい、埋まっています。 食事はここでもアラカルトで2品、がんばって白ワインで流し込みました。 離陸して見えるのはアラビア半島(サウジアラビア)で砂漠ばかり、着陸前に紅海を越えるとシナイ半島が見えます。 日本でも報道されない日はない、ガザ地区の南200kmを飛行です。 |
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| カイロ着です | ![]() |
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| 現地時間11:00頃に到着、つまり日本時間の18:00です。私たちの場合、自宅を出てから32時間です。 この間に大小の食事6回、長時間の国際線フライトのコツは、食べ過ぎないこと、これに尽きます。 あとはよく眠ること、でしょうかね。 ツアーでは空港案内の現地係員のオジさんを雇ってあり、この人が荷物などをピックアップしてくれます。 その後今日から8日間ガイドをしてくれる、ナグラーさんが紹介されました。 |
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ギザのピラミッド(2) | |
| バスでまずピラミッド全体が見渡せるところに移動。ここには大きく4つの遺跡があります。 - クフ王ピラミッド - カフラー王ピラミッド - メンカウラー王ピラミッド - 大スフィンクス これらは世界遺産”メンフィスとその墓地遺跡”全体(160平方キロ)の北端の数キロ平方の中に位置します。 ピラミッドは写真と同じです。(当たり前ですが) |
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| ギザのピラミッド(4) | ![]() |
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| ピラミッドは四角錐なのは誰もが知っていますが、近くに行くと全く別の形に見えます。 - 面が視界に収まらない - 斜面が壁に見える - 遠近法が崩れる - 結果として、四角錐ではなく“巨大な石の山”のように見える、つまり、ピラミッドは“遠くから見るために設計された建造物”か、と思ったりします。 ピラミッドは高さ146m、基底は230mと巨大ですが、他に比較する建物が近くにないので、ボクには大きさがイメージとして十分に伝わってきませんでした。 |
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| ギザのピラミッド(8) | ![]() |
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| ピラミッドのど真ん中の、”王の間”にたどり着きました。 巨大な花崗岩のブロックが天井にあり、部屋が圧壊しないように、加重を支えている構造のようです。 石棺がありますが、中のミイラは盗掘されて、ありません。多くの副葬品(貴金属など)があったはずですが、これらも埋葬後間もなくの時期に、盗掘されてます。 盗掘は内部を熟知した工事関係者、神官などが関与した可能性が高いそうです。 内部は1960年くらいから換気がされていて酸欠を防止、本格的には今年(2025年)からとありました。 |
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| カイロ1泊目のホテル | ![]() |
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| カイロというと暑いところ、というイメージがあり、ボクも夏用の服をメインにを持ってきました。 事前に、「朝夕は12〜3℃まで冷え込むので、その準備はやってきて下さい」、という連絡は受けていました。 日没になると18℃程度、最低温度は10℃近くになります。カイロは北緯30度、鹿児島の南部とほぼ同じです。 ホテルに着いてチェックイン、部屋に入ります。ドアーを開けた瞬間、冷蔵庫の扉を開けたような冷気が身体を包みました。何と!冷房が入っているのです。エー!! |
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ホテルから空港、アスワンへ | |
| 昨夜は、冷房で冷え切った部屋、エアコンを暖房に切り替えても暖かくなりません。添乗員に連絡をすると、「このホテルには暖房はありません」、とのこと。再度、エー!! 仕方ないので毛布を持ってきてもらい、厚着をして寝るしかありませんでした。 翌朝は06:15のフライトでアスワンまで行くので、04:00にホテルを出て、バスに乗ります。朝飯は大きな袋の中に入った”BOX BREAKFAST”、バスの中、空港待合室、飛行機の中で分けて頂きました。 |
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宝探しでもやってるのかな? | |
| アスワンから更に280km南の、スーダン国境に近いアブシンベルに向かいます。左側はナイル川で、道路は川岸から10km〜20km離れたところを走っています。 右は何百km、いや数千キロ先まで続くサハラ砂漠です。砂漠の広さは800万Ku(日本の20倍の面積)で、ちょっと想像もできません。 途中でナグラーさんが袋を配ってくれ、皆んなで砂漠の砂を採取。いい記念になりました。 ビデオ: アブシンベルまでのサハラ砂漠の風景 |
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アブシンベルのリゾートホテル(1) | |
| 町の外れの広い敷地に、リゾートホテルがあります。 周りは高い塀に囲まれ、一つの入り口以外からは誰も敷地内に入る事はできません。 部屋はいくつかのタイプがあるようですが、僕たちが泊まったのは120uくらいある、一般的に言う2ベッドルーム・コンドミアムです。 本格的な台所、リビングも広く快適です。但し、作りは「ウ〜ン」というレベルです。 ここは昨日と違って、暖房が十分に効きました。 コンドミアム内部のビデオ |
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| アブシンベルのリゾートホテル(2) | ![]() |
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| ホテルには、もう一組の日本人観光客グループが泊まっており、やはり大型バスで来ておりました。 コンドミアムはプールを囲むように作られており、更にその外を壁で囲むというレイアウトで、別世界です。 台所はありますが、果たしてスーパーがあって食材は調達できるのか、レンタカーはあるのか、エジプトの個人旅行はハードルが非常に高そうです。というか、普通は無理だと思います。 ビデオ: それぞれの部屋に向かいます ビデオ: プールと各部屋 |
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ホテルに帰って食事 | |
| エジプト旅行中、1回を除きズッと飲んだエジプトの国民的ビール”STELLA”。 軽いラガーで、苦味は弱めで後味スッキリ、アルコール度は4.5%で非常に飲みやすいビールです。 330ccの瓶もメニューには載っていますが、「330は今ありません」、という事で一度も注文できませんでした。 値段はレストランでは1本5ドル(約800円)〜6ユーロ(約1100円)でしたが、街では45EGP(約140円)で買えるそうです。 |
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| 香水屋さん(2) | ![]() |
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| 香水・アロマオイル抜きにエジプトの歴史、文化は語れない、それくらい重要なものなのですね。 ま、それはともかくボクの興味は香水・アロマオイルを入れるガラス容器とその製作の実演。 一次加工済みのガラス管をバーナーで炙って、あっという間にラクダ・デザインの香水入れが完成です。 このオジさん、気難しそうな顔でしたが、出来上がった容器を持って愛嬌のある顔でニッコリ、気に入りました! ビデオ: 香水入れの製作の実演 |
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香水屋さん(3) | |
| ツアークループは女性13名、男性5名で、女性が圧倒的に多いのは、近年の特徴です。 店では皆さん目の色変えて大いに散財、私のカミさんもアロマオイル(香油)を買ってました。 何種類かの中でボクの気に入った香りもあったので、書斎に匂いをつけても良いかも、、、。 ボクはガラスの香水入れが大いに気に入ったので、何個か買いました。目的は昨日採取したサハラ砂漠の砂を入れる容器として、です。 |
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| カルトゥーシュ店 | ![]() |
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| ”未完のオベリスク”の後、バスはカルトゥーシュ店へ。カルトゥーシュとは”王名を囲む楕円形の枠”で、これを今風のアクセサリーにして売っている店です。 長さ約4cm、幅3.5cmくらいの楕円形のデザイン板に名前を彫ったりして、首からぶら下げる、簡単に言えばこういう装飾品です。 この店の材料は金が主体で、オッと!というような値段のものもありました。 何人かの方が買われていました。 |
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| コム・オンボに向けて出航(1) | ![]() |
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| 午後2時少し回ったところで、アスワンを出航、3時半からサン・デッキ横のバーで、ティータイム。 気温は20℃を切っていましたが、隣の船のプールでは水着姿の白人のご婦人がいた、という事でカミさんはびっくり。 コーヒーとケーキを頂いた後、皆さんのところへマッサージの売り込みがやってきました。 様々なコースなどの説明をしていましたが、値段はリーズナブルだったように記憶しています。 ビデオ: サンデッキからの眺め |
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| コム・オンボの見学を終了、船はエドフに向けて出航です。旅もあっという間に5日間が過ぎてしまいました。 船の中ではガイドのナグラーさんを囲んでのエジプトのQ&Aミーティングがあり、これは大変良かったです。ナグラーさんはカイロ大卒、横浜国大に2年の留学をしており、ガイド歴は30年という人です。 ボクは現役時代にサウジアラビアに出張、イスラム教国についての話はかなり聞いたり見たりしており、「ちょっと聞きにくい事ですが、イスラム教と女性について教えて下さい、、、」、という事で際どい質問をいくつかやりました。 ナグラーさんはインテリでもあり、日本とそれ以外の国の事もよく知っているので、エッというような事も教えてくれ、それの一部はバスの中でマイクで皆さんにも説明をしてくれました。 これらは別途トピックで記録しておきたいと思います。 旅の後半はルクソール、アレキサンドリア、カイロ、とエジプト・ツアーの頂点に向かいます。 |