日本人と英語−2(2022−09ー19) |
買い物ついでにNOVAの英語スクールの案内パンフレットを今日もらってきた。小学生のうちに身に付けておきたいことが3つある、と書いてあった。 1. まとまった量の英文を臆せず、読解する力 2. 題材に対して、なぜそうなったのか考える力 3. 聞かれた事に対して、自分なりに考えをまとめて話す力 1を除く2.3.は英語の勉強を通じて身につけるべきものではない。ボクの経験では日本人に不足しているのが2.3.であると強く感じる。 会議でも発言できない人がいる。これは英語の力不足の問題の前に、2と3が弱い場合が多い。 その次に中学生で求められる力が書かれていた。 1. 聞く: まとまった英文を聞いて理解する力、自分の考えを整理する力、表現力 2. 話す: 考えを整理する力、聞いて整理する力、瞬時に応答していくスピーキング力 3. 読む: 長文の読解力、考えを整理する力、自分の言葉を適切に表現する力 4. 書く: テーマを理解する力、考えを整理する力、まとまった量の英文を書く力 ![]() 英語での思考力や表現力は詰め込み型の暗記学習では覚える事ができません。ネイティブのこどもが英語を身に付けるように英語で考え、英語で表現する時間をいかに多く確保するかが大切です。 そしてNOVAは子どもに圧倒的な量の「子ども自身が考える機会」、「表現できる機会を」確保して与えます。 パンフレットに書かれている内容は、涙が出るくらいに100%正しい。 NOVAは英語スクールなのでこれら1から4を英語学習を前提でやる、と言っている。どこまでできるのかは別として。 しかしこれらは母国語で身に付ける基本能力であって、学校でやるべき事ではないか。 英語学習は結局は今までの中学1年生からでいいと思う。 母国語を使う能力が未熟な中で、しかも非常に限定された時間で目的意識も曖昧な児童・生徒に英語を教えても典型的な"better than nothing"、いや"waste of time"、つまり時間の無駄である。やるべき事は他にある。 子どもを英語スクールに通わせる親は一様に、「こどもには英語で苦労させたくない。」と言う。 ではその言うところの”苦労”とは一体「何で、いつ」苦労をしたのか。仕事上の何かなのか、一瞬の海外旅行の時なのか、会話なのか読み書きなのか、それとも単純に学校の英語の成績が他の科目に比べてイマイチだったのか。 NOVAには申し訳ないが、やっぱりスクールも"better than nothing"のような気がする、、、ゴメン。 ちなみに最近のボクの英語はラジオを聞く、雑誌・WEBサイトの記事を読む、が中心で量は現役時代の50分の1以下、書くと話すは殆どない。 「日本人と英語」は4年前にもトピックを書いたが、今回NOVAのパンフレットを見て感じた事があったので再度書いた。 |