ダイヤモンド・プリンセス(1):2026/6/23〜7/2
今まで1〜2年ごとに日本近海のクルーズ船の旅を楽しんできました。
今までに乗ったクルーズ船はパシフィック・ビーナス、飛鳥U、MSCベリッシマの3隻で、今年はプリンセス・クールーズ社のダイヤモンド・プリンセスに乗ってみました。

今年のクルーズは昨年のベリッシマを下船する時に、次回の予約としてベリッシマを申し込んでありました。
しかしその後ダイヤモンド・プリンセスの評判を聞き、同じ船に連続で乗るより別にしたほうがいいのでは?という事でベリッシマをキャンセルして、ダイアモンドプリンセスに変えたという次第でした。

コースは”横浜⇒基隆⇒石垣⇒那覇⇒横浜”の10日間、まずは横浜から基隆入港までの様子です。

上船(1)
”横浜大さん橋国際客船ターミナル”(なんか長ったらしくないですか?この名前)、までは新幹線・新横浜駅からタクシーで約25分。

到着したのが1100頃、乗船は1200〜1400という事前連絡でしたが、乗客ターミナルには既に多くの人がいて、手続きが始まっています。

今回の乗船客数は約2500人、MSCベリッシマの約半分なので”ごった返す”という雰囲気はありません。
乗船手続きはスムーズに、あっという間に完了しました。

上船(2)
ダイヤモンド・プリンセスは全長290m、総トン数11万6千トン、喫水8mという巨大な船です。

推進はエンジンでスクリューを回転させるのではなく、ジーゼルエンジンで発電機を駆動、作られた電力でモーターを回す”ディーゼル・エレクトリック方式”です。

これは客船が必要とする静寂性に非常に有利、燃費も良い、制御も楽な方法です。車で言えばHV、ですね。バッテリーはありませんが。
ボクは船については割と知識があります。(自慢)

船室(1)
乗船、早速部屋に入ってみます。スーツケースはまだ運び込まれていません。部屋を見ていると部屋担当の”Aliston”君が来て挨拶をしてくれました。

部屋(E733)の広さは43uで十分です。
部屋は8Fの船尾に位置しており、ベランダの広さも12uで、申し分ありません。

ソファー・テーブルもゆったり、ベッドの硬さもちょうどいい。(カミさんはもう少し固い方が好きみたいでしたが)
クローゼットも広く、部屋は95/100点です。

船室(2+)
洗面所・風呂はベリッシマよりうんと広く、水洗トイレ、それに風呂はバスタブがあります。ここはベリッシマのヨットクラブ(スイート)より、格段にいいと思いました。

ダイアモンド・プリンセスは約1250室で、その中のスイートは32室、バスタブ付きは上位客室の約250室で、これが売りになっているようです。

今回のクルーズは旅行会社を通さないでプリンセス・クルーズ社にダイレクトで申し込みをやり、やりとりは一部電話以外は全てスマホとメール、書類は一切なしでした。

乗船完了、出航前
1400前には客の乗船は終了したようです。
旅客用タラップは引き込まれ、業務用タラップだけが残っていましたが、それも引き込まれました。
スーツケース2つも、いつの間にか部屋に運び込まれていました。
出港は1500、今日から足かけ3日かけて台湾・基隆に向かいます。

12Fの甲板に上がって横浜の市街地方面を見ると、手前にがディナー・クルーズ船、赤煉瓦倉庫、その向こうにランドマークタワーとかが一望でした。

ランチ
乗船後、すぐにランチを頂きました。
船内には8つのレストランがあり、そのうち半分が有料レストランです。今回は上位のオプションプランを申し込んであり、どのレストランも無料で使うことができました。

乗船時に直径3cmくらいのコイン状のメダリオン(ICチップ入り)というのを渡され、携帯は必須になります。

つまりレストラン・バーなど、どこでもメダリオンでその客の客室クラス、オプション・プランなどが即識別され、受けるサービス・料金が決まる、という仕組みでした。

出航セレモニー(1)
客船は出航前後に様々な行事が行われます。
その中のひとつが”セール・アウエイ(Sail Aeay)”と呼ばれるもので、船の中央部分にあるプロムナードで行われる、”船旅開始の儀式”です。

これはプリンセス・クルーズでは特に重要視されている伝統的行事で、女性ボーカルとピアノ演奏で一気に「非日常」に切り替えます。

ビデオ: セール・アウエイ(1)
ビデオ: セール・アウエイ(2)

出航セレモニー(2)
これは日本人にとってはセール・アウエイよりズッと親しみが沸くもので、一斗樽を割ってみんなで樽酒飲んで出港を祝う、というセレモニーです。

クルーズの世界では出港は”旅の始まり=祝い事”という事らしいです。

何はともあれ、樽酒一杯は気分を高揚させてくれます。

ビデオ: 鏡開き風セール・アウエイ(1)
ビデオ: 鏡開き風セール・アウエイ(2)

出航セレモニー(3)
セール・アウエイはプールサイドでも明るく、賑やかに行われます。ダンサーはエンタテイメントのスタッフだと思うのですが、明るくワイワイ、でした。
これは乗船客も参加して一緒に踊るという次第ですが、普通の日本人はボクも含めて、どうしても盆踊り調になってしまいす。
なのでいっそ阿波踊りでもやればいいと思うのですが。液体燃料が入れば、ボクも阿波踊りは少しだけできます。
ビデオ: ダンスによるセール・アウエイ(1)
ビデオ: ダンスによるセール・アウエイ(2)
ビデオ: ダンスによるセール・アウエイ(3)

出航!!
1500きっかり、最後の舫が放たれました。出航!!
以下、七五調で。

船は出てゆく港から、、、残るは煙と波ばかり
波止場にたたずむ人の影、、、送る涙とため息は
次の逢瀬はいつのこと
嗚呼横浜の(これはどこでもいい)、、、夜の港は霧の中


会社の元船乗りの先輩が、一杯飲むと静かに唄っていました。その先輩も1年前に故人になりました。
ビデオ: 出航(1)
ビデオ: 出航(2)

ラウンジ・バー
この船は全部で大小7つのラウンジ・バーがあります。
いくつか覗いてみましたが、出航前後なので、客は殆どいません。
私の申し込んだオプションは1杯20ドル(約3千円)以下の飲み物は1日15杯(!)まで無料となっています。

船の中、どこにいてもスマホのアプリで注文すると、自分のところまで運んでくれます。

1日に15杯も飲めないと思うのですが、白人の中には毎日15杯キッチリ飲む強者もいるそうです。

シアター
船首の6Fと7Fをブチ抜いたところに、約700人収容のシアターがあります。
出演者は乗組員扱いのプロダクション・キャストによる歌、ダンス、アクロバット系のショー、ゲスト・エンタテイナーによるマジック、コメディーショー、歌などがあります。

いずれも一流で、普段は見ることのない、なかなか見応えのあるものばかりです。演目は毎日配布される船内ニュース(Princess Patter)で知ることができます。

カミさんはほぼ毎日、ボクは時々、、、こんな感じでした。

1日目のディナー
レストランはサバティーニ、最初のディナーなので、ウエイターに相談しながらフルコースを注文してみました。

プリンセスクルーズはアメリカの会社なので、食事はアメリカン。サラダ、スープ、前菜、メイン、どれもビックです。

例えばステーキ、良い肉を使っており、一番小さいのを頼んでもデカい。
また全体的に調理は丁寧です。

ワインを何杯も飲んで、ゆっくり食べて大満足でした。

日没です
食事を終えてデッキに出てみました。天気はパッとしませんが、心地よい風を顔で感じます。海面は僅かなうねりだけで、白波が全くありません。無風ですね、こりゃ。

船内をブラブラ、ラウンジでは何かのゲームをやっており、皆さん楽しそうです。船には何人ものクルーズ・スタッフがいてゲーム、クイズ、ダンスレッスンなどをやります。
時々最後に健康器具の売り込みなどをやったりもしますので、これは無視します。

さあクルーズの始まりです。

後方階段
全長290mで12万トンのクルーズ船はでかいです。
各フロアーに何があって、そこに行くにはどの階段を使ってどっちに行くか、覚えるまでは苦労します。

迷ったときは躊躇せずスタッフをつかまえて、聞くのが一番です。掃除の兄ちゃんでもちゃんと教えてくれます。
私たちの部屋は8Fの船尾、後方の階段を降りると7Fのレストラン、ラウンジなどが集まっているエリアに出ます。

7Fはウオーキングに最適な、ほぼ一周できるデッキなので、一日中誰かがウオーキングをしています。

朝食レストラン
朝食は乗船中ずっと”サバティーニ”というフルスイート客専用のレストランで頂きました。

ジュースの種類は?コーヒーか紅茶か、いつ持ってきて欲しいのか?卵はどうする(個数と調理のやり方)?
ハム・ベーコンは?ポテトは何がいい?果物は?ヨーグルトは何がいい?、他に何か?、、etc

ウエイター、ウエイトレスは半分くらいがフィリピン人、時々注文間違えたりしますがご愛敬、言えばちゃんと対応してくれます。

ラウンジ・サロン
朝食の後、再度船内旅行をやってみました。
この船は大きなラウンジが5つくらいあります。
MSCベリッシマよりも乗船客数に対して、明らかに多い感じです。
その中の3つはステージがあって、ここでボーカル入りのライブ演奏などが行われます。
夕方まではステージを利用したゲーム・クイズなども盛んに行われています。

雰囲気はアメリカンで、ボクはこういうところで一杯は好きなのですが、日本人の利用は多くはありません。

アトリウム
船の中央にあって、5Fから7Fまでの吹き抜け、まさにダイヤモンドプリンセスの顔、広場です。
各フロアーの周りにはバー、カフェ、レセプション、ショップなどが並んでいます。

ここに行くと殆どの時間、ステージでピアノ・ボーカル・弦楽などの演奏が行われ、夜はダンスホールにもなります。まあ、”生演奏の入る公開サロン”、といった感じですね。

バーから飲み物を持ってきてここでおしゃべり、という方もいたりで、社交場でもあります。

カジノ
アトリウム近くの6Fにあり、何となく自然に足が向く絶妙なレイアウト?です。

ボクはラスベガスに何度か行って、結構な額が貯金してあります。(これを”負け”という言葉を使う人もいる

この船ではラスベガスよりも少し明るく、雰囲気も日本人用に作ってある感じです。
日本人はスロットマシンよりブラックジャック、バカラ、ルーレットが人気です。
中央にはアメリカンな、いい感じのバーがあります。

アートギャラリー
これもアトリウムの5Fに隣接しています。通路から自然に壁面の絵画に続き、入りやすく見やすいレイアウトです。

作品は油絵・水彩画・写真など、テーマは船・海・旅行といったものが多く、それらはアメリカンな香りというか、雰囲気を感じます。

SFのフィッシャーマンズワーフにある巨大な舵のシンボル、ユタ州のモニュメント・バレーの風景など、ボクらにとっては思い出深いところの絵があったりして、大いに楽しめました。

再びアトリウムへ
5Fから見上げると、ヨーロッパ調の”大階段・吹き抜け・木目調”で、クラッシックなホテルのようです。
が、、、しかし、です。

これをじっと見ていると、ヨーロッパ調とは言うものの、”泥臭さ”というか、”田舎”臭いというか、”妙に部分的に派手”というか、”何だか成金趣味”というか、”これぞアメリカン!”が伝わってくるのです。

ダイヤモンド・プリンセスは何だか”庶民的な感じ”があって、段々好きになってくるのです。

旅行会社コーナー
これにはちょっと驚きました。場所はCLUB FUSIONだったと思うのですが、ここが日本の旅行各社の説明会場に使われていました。

乗船客は殆どが旅行会社経由で乗船していて、いろいろな相談とか寄港地でのツアーとか、苦情とかを受け付けているようでした。

ボクらはプリンセスクルーズ社に直接申し込んでの乗船で、旅行会社の客ではありませんでしたが、質問にはそれなりに答えてくれました。

日本食ランチ
ボクは普段、朝食は食べません。でも旅行に出ると食べます。しかもクルーズの場合は量も多くなります。

そこで昼食は軽くしたいので、日本レストランの”MAKOTO OCEAN”に行きます。

例によって、最初に味噌汁がサラダ(一応和風)と一緒に出てくるのは”ご愛敬”。
特大のお椀に入った炊き込みご飯も、おいしいです。
刺身を頼むと新鮮です。ここでの液体燃料は米の汁(日本酒)で燗もやってくれ、銘柄も悪くはありません。

ライブラリー
船の大きさの割には小さめのライブラリーですが、ゆっくり本を読んだり、静かにゲームをしたりするのは最適です。

ラウンジには4人で囲むテーブルが一杯置いてあり、カードがえきるように作ってあります。
ボクはコントラクト・ブリッジ、ポーカーもやりますが、日本人にとってカードは子供の遊びなんですね。この船にはベリッシマのように麻雀部屋はありません。

10日間の短い航海では、ここの利用者は多くはありませんでしたが、いつ覗いても何人かの人がいました。

乗船記念パーティー
招待されましたので、早速行きました。
南方系かな?と一瞬思ったのですが、珍しく東洋系のオフィサーがいたので声をかけると、何と日本人!
役割は乗客対応の総責任者です。

出身を聞くと何と!!三重県出身(伊賀上野)と言うではありませんか!イヤ〜、びっくりしました。

この船に来て3年、その前は長い間カリブ海のプリンセスクルーズに乗っていたとのこと。
アメリカの話にも花が咲きました。

シャンパン・ウオーター・フォール(シャンパンの滝)
2日目はフォーマル・ナイト、ダイヤモンド・プリンセス独特の公式セレモニーです。シャンパングラスの山の上からシャンパンを注ぎ、滝のように下まで流れてグラスに注がれるという趣です。
ピアノやボーカルの生演奏で、乗客もドレスアップ、なかなかの雰囲気です。(ボクもタイとコートで)

ヨーロッパ風宮殿の空間でアメリカンな“派手さ”が演出される、、、こんな感じでした。
ビデオ: シャンパン・ウオーター・フォール(1)
ビデオ: シャンパン・ウオーター・フォール(2)

朝がやってきました
この日の朝食ははアメリカの朝食”エッグ・ベネディクト”を頼んでみました。
昔、ある先輩が「エッグ・ベネディクトを食べるとアメリカに来た〜、と言う気になる」、とか言ってました。

ここでは典型的ベネディクトの派生で”サーモン&アボカド・ベネディクト”とメニューには書いてありました。

フルーツもほしいものを言うと、それを持ってきます。この日は盛りがよく、アメリカではこういうバラツキは普通で、少ない方にバラつく、というのはまずありません。

バルコニーでゆったりと
クルーズはボーッとするのが楽しみ、そして海が大好きというボクには最適です。

部屋のベランダは広く、ルームサービスをとってここのテーブルで朝食かランチでも、と思っていたのですが、とうとうやりませんでした。
今回のクルーズは台風の正面に向けての航海でしたが、海面は穏やかで揺れを感じることはありませんでした。

部屋にいるときは持ってきたPCを開いたり、本を読んだりで、リラックスした時間を過ごすことができました。

銭湯(泉の湯)
MSベリッシマにはない”銭湯”が、この船にはあります。

「1回が39ドル(約6千円)です」
「でも5回で125ドル(2万円)というのがあります」
「そお?じゃそれで」

「あれ?お客さんは50ドル(8千円)で、10日間無制限をご利用できますよ」

カミさんは1日2回、せっせと通ってました。ボクは風呂にはあまりこだわりがありませんので、体験で1回だけ。

バッフェ・レストラン
400人くらいが利用できるバッフェレストランで、私たちもラーメンが食べたくなり、1回だけ利用しました。
10日間のクルーズ中、食事は全部ここで、と言う人が結構いるようで、ひとり客・高齢者には特に多いようです。

・ 気を遣わない、好きな量だけとれる
・ メインダイニングは注文が面倒、服装規定がある
・ コース料理は時間がかかる、味が合わない

団体さんは添乗員が席を確保、皆さん集まって食事、という感じですね。

航海日のプールサイド
船客は殆どが日本人ですが、外国人も10%くらいいたと思います。白人はプールサイドでの日光浴が好きなので、プールサイドは特に多めに感じます。

白人の多くはアメリカ人のようで小学生、中学生くらいの子もいました。6月から夏休みですからね。これらの子供のお行儀は、日本人の子供よりいい、という印象です。

プールサイドにはアイスクリーム・バーとかもあり、ここを通るとつい手が出てしまいます。でもボクはアイスクリームより、ビールが好きですけど。

終日航海
横浜を出港して基隆までは2日間の終日航海。順調に航海を続けます。横浜から基隆は1100マイル(約2000km)、船は時速18ノット(33km)〜21ノット(39km)で3日目の朝に入港です。

ダイヤモンド・プリンセスは2000年〜2004年にかけて三菱重工長崎造船所で、日本がで最後に建造した大型客船だそうです。現在の長崎造船所は、実質的に海上自衛隊の護衛艦専用造船所です。
ビデオ:航海中のダイヤモンドプリンセス(1)
ビデオ:航海中のダイヤモンドプリンセス(2)

スカイウオーカーズ・ナイトクラブ
最上階の18F、左右に張り出したダイヤモンド・プリンセスの外観でも最も特徴的なラウンジです。

船体幅が37.5m、これに左右に2m以上張り出しているのでこのラウンジの幅は42m程度あります。
左右の張り出しのカウンターからの眺めは絶景で、ここは取り合いの席になるとのこと。
で、昼間に行って景色を確認した、と言う次第でした。

ビデオ: ラウンジの右舷からの眺め
ビデオ: ラウンジの中
ビデオ: ラウンジ横のデッキではパドル・テニス

クラウングリルでのディナー
久しぶりに暑さ5cmのニューヨークカット・ステーキを頂きました。
12オンス(340g)で頼んだのですが、出てきたのはどう考えても16オンス(450g)以上、まあ厳密な管理などしてないのですね。
ステーキの前にチーズがこってりの”オニオンスープ”を頂き、更にデザートで特大のアイスクリーム。

フレンチフライトとかその他は、殆ど手を付ける事ができませんでした。
アメリカンな、パンチあるディナーでした。

アトリウム横のバー
アトリウム横付近には小さなバーが3つあって、ここのカウンターでカクテルを頂くのはなかなかいいものです。
ボクは7Fのアトリウム・バーを何度か利用しました。

一杯20ドル(3200円)を超えると、その分は別にチャージされますが、殆どが18ドル(2800円)前後です。

日本人はこういうバーに来て長時間過ごす文化がほぼないので、いつ来ても日本人はボクだけでした。
ビデオ: アトリウムの賑わい(1)
ビデオ: アトリウムの賑わい(2)

23時頃の7F
アトリウムとかでのイベントも終わると多くの人は部屋に戻り、静かになります。ただラウンジなどでは深夜まで行われているイベントもあり、ワイワイと賑やかです。

こういうところでは欧米人は深夜明け方まで飲む、というのは普通ですが、この船の客は日本人が中心。従って日本人に会わせた営業時間になっているとの事でした。

日本人は高齢者の夫婦、それに女性だけの3人とか4人のグループで、客同士の交流はあまり見かけません。食事も黙々と食べて、さっと席を立つ、、、こんな感じですね。

フルーツの補充
部屋には毎日フルーツが補充されます。食べきらないので、フルーツは欲しいときは連絡するので、その時に持ってきてくれればいい、と部屋係に連絡をしました。

冷蔵庫にはぎっしりと飲み物(ビール、リキュール、ソフトドリンク)が入っているのですが、これは補充はなし。
MSCベリッシマは、これも毎日補充してくれました。

ペットボトルは1人15本/日までオプション・サービスに含まれており、頼めばすぐに持ってきてくれました。歯磨きとかにも使うのですが15本は必要ありませんでした。

ランドリー・サービス
ランドリーはオプション・サービスで何でも頼めました。
朝〜昼に出すと、翌日には届けてくれます。ワイシャツとかも糊がきいて、アイロンも上手です。

下着・靴下も出してみましたが、シャツはワイシャツと同じくハンガーに掛かっており、靴下はキュイフルーツみたいになって戻ってきました。

パンツはボクは風呂に入ったときに洗うので、どうやって仕上がってくるか、わかりません。
急ぎの時は当日仕上げもあるようでした。

台湾・基隆入港の朝です
ボクは旅行の時でも5時半きっかりに目が覚めます。
起きたらすぐにベランダに出て少し体操、そして海・空・雲のコンビネーションを暫く眺めます。

基隆のほんの手前、かなり南下したので、気温は高く蒸し暑い感じがします。

そのあとコーヒーの出前を頼みます。
”Coffee for two people, please."
5分で持ってきてくれ、チップを渡して受け取ります。
ビデオ:ベランダからの朝の大海原

ちょっと頼んでみました
目玉焼きは3種類頼めます。普通の目玉焼"Sunny side up"、両面焼き(中身とろとろ)"Over easy"、両面堅焼き"Over hard"。
西部劇で"Five eggs, over hard!!"とか言うのを見たことがあります。

この日はメニューにはありませんでしたが、「ピーマンの油炒め(Stir-fried green pepers)を作ってくれ」、と頼んでみました。
ウエイター:「わかりました、聞いてみます」
5、6分後にちゃんと持ってきてくれました。

入港前の清掃
船は入港前に清掃、整備をするのが慣行です。
この船もデッキの清掃、手すりなどの磨き上げ、いすなどの清掃をやっていました。
デッキ・クルーの中には若い女性(多分フィリピン人)を何人か見掛けました。

基隆では2日間停泊、多くの乗船客は台北市内観光、九分観光などのツアーに出かけるようです。

ボクらも電車で台北でも行こうかと思いましたが、天気も悪いし、船の中でのんびりしようという事にしました。

基隆入港
入港前にPILOT(水先案内人)を乗せた小型艇が近づき、PILOTが移乗します。
しばらく進むと右舷に台湾海軍の基地が見え、艦番号1109の駆逐艦(元米海軍のペリー級駆逐艦)の横を通って行きます。
最後はタグボートに押されて、見事着岸でした。
岸壁は1年前と同じ東岸でした。

ビデオ: PILOTを乗せた小型艇が接近
ビデオ: タグボート接近
ビデオ: 着岸寸前

船内ブラブラ
3分の2くらいの乗船客は上陸して観光に出かけたようで、船内は静かです。
上陸せずに船内で1日過ごすのも悪くはありません。
入港中はいくつかのレストランもクローズとなり、特にランチのできるレストランは限られてきます。

この船は乗船客が使える洗濯機・乾燥機がありますがMSCベリッシマはありません。
理由ははっきりとわかりませんが、MSCはセルフ・ランドリーをさせないで、有料ランドリーを使わせるというポリシーのようです。

ディナーは軽く
毎日かなりの量の食事をしているので、この日は少し胃袋をいたわるために軽めの夕食です。
毎日朝食を頂くレストランが夜は本格的イタリアンレストランになるので、この日はここで。
前菜を2皿でメインはなし。正式なイタリアンでは、パスタは前菜扱いで、メインは肉・魚です。
ワインだけはしっかり頂きました。

少なく食べる時は、ひとりが注文したものをシェアー(半分こ)して食べるという方法もあります。ウエイター・ウエイトレスも日本人は小食なのをよく知っている様子でした。

台湾のクルーズ船
食事を終えて右舷デッキに出てみると、煌々と灯りを点したクルーズ船が西岸に入港。船首に"STAR NAVIGATOR"と書いてあるのが読めます。

調べるとこれは台湾の”Star Cruises”という会社のクルーズ船で総トン数7万5千トン、乗客数1850人、日本へのクルースに多く使われています。
特徴は5泊以下の短い日程で、豪華船によるリゾート気分を味わう、というスタイルで運航されているそうです。

ビデオ: STAR NAVOGATOT入港

雨に煙る基隆の港
入港した街の様子を見るために、スカイウオーカーズ・ナイトクラブに上がってみました。
ラウンジには誰もいません。バーも営業していません。

街は雨に煙っており、岸壁横の道路を行き交う多くの車のヘッドライトが宝石のようにキラキラと光っています。今日は金曜日、みんな週末を楽しむのでしょう。

明日はボクらも上陸して基隆の街を探索してみます。雨が止むといいのですが。
ビデオ: SWNC左ウイングからの眺め

ダイアモンドプリンセスの乗り心地(?)は悪くはありません。部屋の快適さも十分で、レストランのメニューも満足できる内容です。

MSCベリッシマとの比較は、”特徴”の比較という事になります。
例えばレストランはベリッシマは基本的にひとつですが、ダイヤモンド・プリンセスは複数のレストランがあり、気分で変える事ができます。
どちらがいいか?これは個人の好みで、例えばボクはベリッシマのほうが好きですが、カミさんはダイヤモンド・プリンセスがいいようです。

(2)はクルーズの中盤、基隆の街の探索、那覇入港までの航海の様子をまとめてみます。